秋田県の日本酒「まんさくの花」の特徴とは?名前の由来も紹介

コラム

秋田県の日本酒「まんさくの花」の特徴とは?名前の由来も紹介

秋田の日本酒「まんさくの花」について詳しくご紹介します! 「まんさくの花」の入手方法や名前の由来 、また、 「まんさくの花」シリーズのおすすめ商品をご紹介します。

若い人にこそ飲んでほしい!人気沸騰中の日本酒「AKABU(赤武)」を徹底調査!

この記事では、大人気銘酒「AKABU」について詳しくご紹介します。「AKABU」の種類やおすすめ商品、特約店情報もあります。

大人気の日本酒「而今」(じこん)を定価で買える販売店まとめ

日本酒ファンに大人気の銘柄「而今」(じこん)。今では入手困難な幻の日本酒とも言われています。 この記事では、「而今」が定価で購入できる販売店をまとめました。 また、「而今」が人気な理由や、日本酒に込められた思いもご紹介します。

「信州亀齢」はどこで買う?特約店・販売店情報

「信州亀齢」を飲んでみたいけど、どこで買えるの? 「信州亀齢」の販売店や通販情報が知りたい! 「信州亀齢」のおすすめの日本酒はどれ? こんな疑問にお答えします!

女性杜氏が醸す絶品の日本酒!「川中島 幻舞」の販売店と通販情報

「川中島 幻舞」を飲んでみたいけど、どこで買えるの? 「川中島 幻舞」の販売店や通販情報が知りたい! 「川中島 幻舞」のおすすめの日本酒はどれ? こんな疑問にお答えします!

次に来る日本酒「飛鸞」はどこで買える?販売店や通販情報まとめ

「今人気の飛鸞を飲んでみたいけど、どこで買えるの?」「飛鸞の販売店や通販情報が知りたい!」「特約店はどこ?」という情報にお答えします!

新政 No.6ってどんな日本酒?定価で購入するにはどうすればいいのか

「新政 No.6はどこで買える?」「定価で購入するにはどうすればいい?」という疑問にお答えします。人気銘柄新政No.6について詳しくご紹介します。

和えるorレンジで簡単!飽きない!激ウマ!日本酒に合う家飲みおつまみレシピ

「家飲みの時の簡単おつまみが知りたい!」「スーパーやコンビニで買える手軽なおつまみって?」という疑問にお答えします。家飲みを楽しくするおつまみの簡単レシピもご紹介しています。

【うぐいす徳利とは?】不思議な仕組みや歴史、洗い方を解説!

「うぐいす徳利」を実際に見たことはありますか? 「うぐいす徳利」ってなに? 音が鳴る仕組みが知りたい うぐいす徳利はどこで買える? こんな疑問にお答えします。 参照元:https://www.niigata-sake.jp/view/item/000000000316?category_page_id=goods この記事では、本物のうぐいすが鳴いているかのような音がする「うぐいす徳利」の仕組みや歴史について解説します。うぐいす徳利の通販についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。 うぐいす徳利とは?  うぐいす徳利とは、お酒を注ぐ時に「ピヨピヨ、ピー」とかわいらしい音がする仕組みの徳利です。  まるで「うぐいす」が本当に鳴いているかのように聞こえることから、「うぐいす徳利」と呼ばれています。色鮮やかなデザイン性の物も多く、目でも楽しめる徳利といえます。 実際の音色を聞いてみましょう! うぐいす徳利の仕組みを解説  うぐいす徳利から音が出る仕組みは、水笛の原理を応用しています。  うぐいす徳利の内部は縦に2分割された構造で、底部で連結しています。お酒を注ぐ際に徳利内では、水位の変化が生じそれに応じて空気が出入りして、うぐいす型の笛を鳴らします。ちなみに「うぐいす杯」という物もあり、飲み口に笛が付いていて吸うと音がなる仕組みの「杯」もあります。うぐいすが鳴いているように聞こえることからも、お花見や宴会ではその効果を存分に発揮してくれるでしょう。もちろん日本酒好きへのプレゼントとしても喜ばれると思います。 うぐいす徳利の歴史  うぐいす徳利は最近作られたかのような斬新さがある酒器ですが、実はそうではなく江戸時代からある伝統的な酒器です。  江戸時代は酒が庶民に広く親しまれるようになった時期で、その頃は陶磁器製の酒器が作られるようになりました。うぐいす徳利のように遊び心のある、さまざまな形やデザインの酒器が誕生しましたが、実際にうぐいす徳利は明治から昭和にかけて、流行り出しました。うぐいす徳利は宴会やお花見、食卓を彩る1つとして作られたのではないかと考えられています。 うぐいす徳利はどこで買える?  うぐいす徳利の購入方法は、基本的にはインターネットでの購入が主流となります。  ここでは2つの購入パターンを紹介していきます。 骨董品としてオークションで購入 菊水酒造が販売している物を購入 オークションで購入 うぐいす徳利は歴史が古いため骨董品として「Yahoo!オークション」などのオークションサイトに出品されていることもあります。アンティーク品としてデザイン性を重視する方にはおすすめの入手方法です。値段は安価な物から高価な物まで幅広く販売されています。 菊水酒造より購入 2つ目の購入方法は「菊水酒造」から購入する方法です。  菊水が販売しているうぐいす徳利の特徴は  美濃焼 うぐいす徳利の柄は3種類 気になるうぐいす徳利のデザインは3種類あり「梅染錦」の梅木は2点の既製品があり、菊水オリジナルデザインは市松模様です。菊水オリジナル模様の市松模様は、古くから好まれてきた市松模様を藍色(あいいろ)のグラデーションで表現されています。伝統的でモダンなデザインですね。 うぐいす徳利の洗い方 うぐいす徳利の形状上、洗いづらそうと感じますが実際はどうなのでしょうか?洗い方は普通の徳利と同じで、水でお酒を流した後にお湯を通して洗います。音が鳴る工夫がされた形状のため、中をしっかり乾かすことが大切になります。ここではもう少し深堀して、うぐいす徳利を洗う順番を紹介していきます。 うぐいす徳利をお湯につける うぐいす徳利を洗う うぐいす徳利を乾かす 徳利をお湯につけて、徳利の中に付いているお酒をしっかりと抜いていきましょう。徳利内にお酒が残っていると、カビや臭いの原因となります。次に徳利を「ブラシ」を使って洗います。徳利の内側の底部や側面を洗える柄の長い「徳利専用ブラシ」や「注ぎ口専用ブラシ」で洗いましょう。もし臭いや汚れがひどい場合には、重曹を使って汚れを落としていきます。最後に徳利を洗いおわったら、すぐに乾かしましょう。陶磁器製の徳利は、水分を吸いやすく生乾きのまま食器棚に収納してしまうとカビや臭いの原因となりますので注意が必要です。 うぐいす徳利で日本独自の季節を感じよう! この記事では「うぐいす徳利」についてご紹介しました。お花見や宴会といった場でも活躍してくれ、日本酒好きの方へのプレゼントにもおすすめです。江戸時代から伝わる伝統的な酒器と共に日本酒を味わうのも趣がありますね。「うぐいす徳利」で普段とは違う日本酒体験をしてみてはいかがでしょうか?

日本酒の「火入れ」とは?生酒との違いや保存方法について詳しく解説

日本酒には、「火入れ」という作業があります。簡単にいえば、「加熱処理」のことです。しかしながら、その方法にはさまざまな特徴があります。また火入れをしない「生」酒には、3種類の特徴あるお酒があるのです。 この記事では、日本酒の火入れについて、生酒の種類とその特徴について説明します。 ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 日本酒の「火入れ」とは何か 火入れとは、日本酒の製造工程上で行われる作業です。 醪を発酵させたのちに搾った原酒を、ろ過後に1回、出荷前に1回の計2回加熱する作業を火入れと呼んでいます。 2回の火入れを実施しない日本酒は、「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め酒(ひやおろし、秋あがり)」と呼ばれて区別されています。 火入れはなぜ必要か 火入れには、2つの目的があります。 1 酵母や酵素を失活させる ろ過した日本酒には、糖化酵素やたんぱく質分解酵素、酵母がわずかながら残っています。 日本酒の貯蔵時や出荷後にそれらが活性化すると、酒質が大きく変化する恐れがあります。 それを防ぐために日本酒を加熱して、酵素や酵母を失活(活動しなくなる)させるのが目的です。 2 雑菌の繁殖を防ぐ 日本酒には酵母や酵素の他に、「火落ち菌」という乳酸菌も存在します。 火落ち菌が繁殖すると、商品として出荷できなくなるほどに日本酒を劣化させてしまいます。 また火落ち菌はアルコールに強く、日本酒程度のアルコール度数では殺菌できません。 火落ち菌は熱によって殺菌できるので、火入れによって死滅させるというのがもう一つの目的となります。 火入れの方法 火入れはいわゆる「低温殺菌法(パストリゼーション)」を使って実施されます。 62度から65度程度の温度で約30分加熱し、酵素を失活、菌類を死滅させます。 ここであまり温度を上げ過ぎてしまうと、アルコールの沸点は78.3度なので気化してしまい、お酒として商品になりません。 アルコールが蒸発しない程度の温度でゆっくり加熱することで、日本酒の品質を安定させているのです。 ちなみに、パストゥールが低温殺菌法を発見したのは1866年です。 日本酒の製造では、その何百年も前の江戸時代からこの方法が確立していました。 日本酒造りの経験からこの方法が編み出されたというのは、驚くべき事実ですね。 火入れには、何種類かの方法があります。 湯につけたらせん状の管に日本酒を通して加熱する(蛇管式と呼ばれる) 瓶に詰めた日本酒を湯につけて加熱する(瓶燗と呼ばれる) ブレードヒーターと熱交換器を使って加熱する 「パストライザー」という機械を使用する 火入れの方法については伝統的なものから近代的なものまで、メーカーによってさまざまな方法が取られています。 保存方法やラベルの見かた 火入れした日本酒は、基本的に常温保存が可能となります。 ただし直射日光や高温になる場所は、劣化につながるので厳禁です。 日本酒には賞味期限はありませんので、ラベルなどに記載されていません。 保管状態がよければ、1年以上の保存は可能です。 開封後は劣化が進みますので、できるだけ早めに飲み切ってしまいましょう。 火入れしていない「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め酒」は、冷蔵保存が基本です。 ラベルに保存方法や飲み方の記載が明記されていますので、その記載に従って保存しましょう。 火入れしていない日本酒には、「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め(ひやおろし)」など、ラベルに記載されているものが多くなっています。 その記載を見れば、火入れされた日本酒かどうかの判断ができます。 火入れしていない日本酒は、フレッシュさを味わうものが大半です。 賞味期限の記載はないですが、目安としては製造より半年、開封後は1週間程度で飲み切ってしまいましょう。 3種類の「生」酒 火入れしていない日本酒を、ひとまとめに「生酒」と呼ぶケースが多いのではないかと思います。 しかしながら、火入れの有無やタイミングで3種類に分けられます。 生酒 まったく火入れをせず、搾ったものをそのまま商品としているものを「生酒」と呼びます。 荒々しいけれどフレッシュでフルーティな味わいが特徴です。...

冷酒用の徳利ならワンコインで買えるニトリで!氷ポケット付きも。

「冷酒用の徳利でコスパのよいものはないかな…?」とお探しですか? 普段使いの徳利であれば、あまり高価なものよりも手軽に買えるものが使いやすいですね。今回は、お値談以上の品質を誇る「ニトリ」で、冷酒用の徳利を2種類ご紹介します。また、ニトリ以外でも、デザインがステキな切子の冷酒徳利もご紹介します。 さらに、ガラスや陶器など、素材ごとの徳利の特徴についても解説していきます!ぜひ、冷酒徳利選びの参考にしてみてくださいね。 ニトリで買える冷酒用の徳利 ニトリでは冷酒用の徳利を手頃な価格で購入できます。冷酒用の徳利を使って涼し気な雰囲気を味わいながら飲んでみたい方におすすめです。 「徳利 槌目」 https://www.nitori-net.jp/ec/product/8992349s/?rc=set 素材 手作りガラス サイズ 幅8.2×奥行8.2×高さ15cm 重さ 約260g 容量 約370ml 価格 407円(税込み) ワンコインで購入できるのは魅力的ですね。涼し気なガラス製のシンプルな徳利なので、どんな食卓にも合わせやすそうです。 「手作りガラス 氷ポケット付きカラフェ」 https://www.nitori-net.jp/ec/product/8992323s/?rc=set 素材  ソーダガラス サイズ 幅9.8×奥行9.8×高さ16.5cm 重さ 約240g 容量 350ml 価格 1,017円(税込み) 氷ポケットがついているので日本酒が薄まることなく冷たいまま長く楽しめる仕組みになっています。お手頃な価格なので、氷ポケット付きの徳利を試してみたい方におすすめです。   デザインがおしゃれな切子の徳利 特別な日やお祝いの席には、おしゃれな切子の徳利で食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。価格はニトリと比べると高めにはなりますが、日常から離れた贅沢な気分を味わえそう。切子の徳利は、職人の方たちによって熟練の技法で手作りされています。最高級のガラスとされるクリスタルガラスに文様がカットされていて、大変美しいものが多いです。 「徳利<和乃美>」 出典:https://www.kagami.jp/product/item/b326-2921.html サイズ 口径55mmx高さ140mmx胴径88mm 容量 350ml 価格 33,000円(税込み) 江戸切子の伝統文様の「菊つなぎ」が施された徳利です。思わず見とれる美しさですね。単に美しいだけでなく、注ぎ口が広めで、注ぎやすく機能的です。直営ショップと直営オンラインショップのみで販売されています。 「酒器揃<二本溝に四角籠目紋>」 出典:https://www.kagami.jp/product/item/2592.html サイズ 徳利胴径90mm 高さ125mm 容量...

夏だ!さっぱり・スタミナ・ひんやり…簡単おつまみ9選

暑い夏!よく冷えたお酒がおいしい季節です。でも、 暑い日に火を使った料理はできるだけしたくない食欲がないからさっぱりしたものを食べた夏バテ防止!スタミナがつくおつまみってある? こんな風に思っていませんか? この記事では、夏におすすめの簡単なおつまみのレシピをご紹介します。夏の食材を使ったさっぱり系から、スタミナ系、ひんやり冷たい系とジャンルを分けてご紹介。ぜひ今夜の家飲みの参考にしてみてください! さっぱり系!夏の簡単おつまみ3選 まずは、暑い夏にぴったりのさっぱり食べられる簡単おつまみを紹介します。 トマトと大葉のさっぱりあえ 「さっぱり」の代名詞、トマトに含まれるリコピンは、強い抗酸化作用が期待でき、夏バテ効果的です。 【材料】 トマト 1個(200g) 大葉 8枚 (調味料) ・オリーブオイル ・酢 ・塩 小さじ1 大さじ½ ひとつまみ 【作り方】 - トマトを好みの大きさにカットする- 刻んだ大葉を加え、調味料とあえてできあがり ごまや、じゃこ、調味料をごま油に変えてアレンジもOK! きゅうりの塩昆布あえ 身体を冷やす働きを期待できるきゅうりに、塩昆布とごま油をあえるだけの簡単おつまみです。熱くほてった身体を冷ますのに役立つといわれています。 【材料】 きゅうり 2本 塩昆布 大さじ1と1/2 調味料 ごま油 大1 塩 小1/2 【作り方】 - きゅうりを麺棒で叩き、乱切りにして塩をふる- きゅうりの水気をきった後、塩昆布とごま油を加えてあえる キャベツを足したり、白ごまや、赤唐辛子を加えたりアレンジするのも栄養価が高くなりおすすめです。 レモンもずく豆腐 二日酔い予防やダイエットにも効果が期待されるもずくは、夏バテ予防にも期待大です! 【材料】 豆腐 1丁(300g) もずく 1パック(110g) スライスレモン 適量 (調味料)...

初秋と晩秋では味が違う【ひやおろし】とは?出荷時期別おすすめの飲み方

この記事では、日本酒の「ひやおろし」について解説します! ひやおろしってどんな日本酒?ひやおろしはいつからいつまで楽しめる?ひやおろしのおすすめの飲み方が知りたい! こんな疑問はありませんか?暑い夏が過ぎ秋が深まる頃、店頭にひやおろしが並び始めます。見たことはあるけど実際に飲んだことはない!という方にとっては、一体どんな日本酒なのか気になるところですね。今回の記事では「ひやおろし」の意味や楽しめる時期、おすすめの飲み方について解説します。ぜひ飲んでほしいおすすめの銘柄もご紹介します。 ひやおろしとは? 春から夏にかけて熟成させている 火入れを一度しか行っていない 冬に醸された日本酒を春から夏にかけて酒蔵で熟成させてから出荷する日本酒を「ひやおろし」と呼びますまた、通常の日本酒は、2度「火入れ」と呼ばれる加熱処理を行うのに比べ、「ひやおろし」は、春に1度しか「火入れ」を行っていません。そのため、一般的な日本酒に比べるとフレッシュ感を残しつつ、生酒に比べると角が取れているお酒といえます。また、一度しか火入れしていないことで、熟成が進みやすいという特徴もあります。日本酒の火入れについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています! 日本酒の「火入れ」とは?生酒との違いや保存方法について詳しく解説 ひやおろしの語源 昔ひやおろしは、外気の温度が酒と同じくらいになった時を目安に出荷されていたそうです。常温を意味する「冷や」の状態で「卸す」というのがひやおろしの語源だそうです。(所説あります)日本酒のラベルには銘柄と共に「ひやおろし」と加えられることもあるので、ラベルをみればすぐに「ひやおろし」だとわかります。 ひやおろしっていつからいつまでの日本酒? ひやおろしは一般に9月から11月頃まで市場に出回ります。その間にも少しずつ熟成が進んでいるので、一段と旨味が増していきます。 【出荷時期別】ひやおろしの特徴とおすすめの飲み方 同じひやおろしでも、9月に出荷されるものと11月に出荷されるものでは特徴が異なるのもひやおろしの面白いところです。出荷時期別の特徴と、おすすめの飲み方をご紹介します。 出荷時期 9月 10月 11月 呼び方 夏越し酒(なつごしざけ) 秋だし一番酒(あきだしいちばんざけ) 晩秋旨酒(ばんしゅううまざけ) 特徴 濃厚な中にも軽快さとまろやかさが引き立つ。 ・味と香とのバランスがよく、まろやかさと味の深みが増している。 ・穏やかで落ち着いた香りと、滑らかな口当たり。 ・円熟な味わい、まろみと旨味がさらに増し芳醇。 ・濃密なとろみも。 おすすめの飲み方 ・冷やして、または常温 ・みぞれ酒(-10度から-15度ゆっくり冷やすとシャーベット状に) ・冷やしても、燗でも ・温めると甘みが増す ・ぬる燗 (温度は40度ほど) ぜひ、それぞれの時期の「ひやおろし」を楽しんでみてください。 ひやおろしと「生酒」との違いは? 生酒:冬に絞ったまま一度も火入れせずに卸したものひやおろし:一度火入れをした後、貯蔵庫で夏の間熟成させたもの 生酒がフレッシュな味わいなのに対し、ひやおろしは荒らさが取れ、程よく熟成されたまろやかな味わいがあるのが特徴です。 生酒については、こちらの記事で詳しくご紹介しています! 生酒とは?おすすめの飲み方や特徴、保存方法を利き酒師が解説! ひやおろしと秋上がりの違いとは 「秋上がり」とラベルに書かれた日本酒を見たことはありませんか?実は、ひやおろしと「秋上がり」は同じ意味です。二度目の火入れを行わず、秋になって味わいがまろやかになり、酒質が上がることから「秋あがり」ともいわれています。 ひやおろしに賞味期限はある? ひやおろしは、貯蔵前に一度しか火入れを行っていません。ですから、一般的な日本酒よりも長期保存が難しいです。開封後は冷蔵保存をして早めに飲みきるのがおすすめです。 ひやおろし(秋上がり) 一般的な日本酒(新酒) 生酒 仕込みの時期 冬 冬...

日本酒の夏酒とは?プロが教えるおすすめ夏酒5選

日本酒は好きだけれど、夏はついビールやスパークリングワインに手が伸びる、という方も多いのではないでしょうか。実は、夏にぴったりの「夏酒」(なつざけ)と呼ばれる日本酒があるんですよ。夏酒には、ブルーや白のラベルが多く使われ、見た目も涼し気なものが多いです。そこで今回は、利き酒師である筆者が、夏酒とはどんなお酒なのか、夏酒の時期や特徴について解説します。また、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるようなおすすめの夏酒もご紹介していきますね! 夏酒とは 実は、夏酒には、正式な定義があるわけではありません。一般的には、夏に飲みたい、夏にぴったりの日本酒のことを言います。暑くて湿度が高い夏にうってつけの日本酒が夏酒です。 夏酒の時期はいつ? 夏酒の時期は、暑くなり始める5月の下旬から8月いっぱい位です。9月になると、ひやおろしや秋あがりという、秋のお酒が登場してきます。ですが、時期にはそこまでこだわらず、暑い時に飲みたくなるのが夏酒と言えるでしょう。秋のお酒、ひやおろしについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。 初秋と晩秋では味が違う【ひやおろし】とは?出荷時期別おすすめの飲み方 夏酒の特徴 夏酒の特徴には、以下のようなものがあります。  味わいは、フレッシュでスッキリ 軽やかで爽やかな飲み心地(フルーティーなものも) ブルーのボトルや水色のラベルなど、涼し気に見える見た目 暑い日にはさっぱりした食べ物が欲しくなりますよね。さっぱりしたおつまみにはフレッシュな日本酒が良く合います。暑い夏でも、軽快にスルスル飲めるフレッシュな味わいが、夏酒の特徴です。 利き酒師おすすめの夏酒5選 それでは、利き酒師である私がおすすめする夏酒を5つ厳選してご紹介したいと思います!ラベルが夏らしくてかわいいものも多いので、パーティーにも喜ばれること間違いなしです。  ①生酒「上川大雪 吟風 白麹仕込み 純米吟醸」 生酒とは、いっさい加熱処理をしないお酒のことです。新鮮な風味と軽やかさがあります。グレープフルーツを思わせる香りとシルクのようになめらかな舌触りの、繊細なお酒です。おつまみには、とうもろこしと枝豆の煮びたしなどの、出汁の味わいが優しいものが良く合いますよ。  ②原酒「甲子(きのえね) 夏詣酒 星合 純米吟醸原酒」 日本酒は瓶詰めのとき、製造中のお酒に水を加え、出来上がりのアルコール度数を調整するのが一般的です。原酒とはそれをしない、つまり加水していないそのままの酒のことです。そのためアルコール度が高く、重厚という特徴があります。味わいは、とてもフレッシュでフルーティー。七夕の夜にぜひどうぞ。おつまみには、さっぱりとして旨味もある、薄切り牛肉の冷しゃぶサラダはいかがでしょうか。  ③にごり酒「蜻蛉 純米うすにごり酒 青とんぼ」 にごり酒とは、白く濁ったお酒のことです。目が粗い布などで濾すので、米の成分が澱のようになり、残っています。特徴は、やわらかな味わいを持つこと。旨味と酸味のバランスが良く、後口の爽やかさに驚かされます。おつまみには、お酒の旨味をふくらませてくれる、栃尾揚げのようにたっぷりとした油揚げを焼いたものが、良く合いますよ。  ④賀茂鶴 本醸造生貯蔵 ひやしざけ 瓶もラベルもいかにも夏酒!といった爽やかさ。目にも涼しげな日本酒です。このお酒は、生のまま貯蔵し、瓶詰め時にのみ火入れをした「生貯蔵酒」。火入れが一回であることで、フレッシュと旨味が感じられます。本醸造ならではのスッキリ感も爽快な一本。ラベルは、ツバメがかけぬける青空をイメージしているそうです。きりりと冷やして清々しいのど越しを楽しみたいお酒です。  ⑤角右衛門 純米吟醸 夏酒 「荒責混和 」しろくまボトル しろくまの泳ぐ姿がプリントされたラムネ瓶のようなビー玉色のボトルは、水族館の水槽を眺めているような気分になれる、涼を楽しめる外観です。メロンのような爽やかな甘い果実感と、スペアミントのような爽やかさが感じられます。冷たく冷やして、ワイングラスで飲みたい一本です。夏にぴったりのおつまみは、こちらの記事でご紹介しています! 夏だ!さっぱり・スタミナ・ひんやり…簡単おつまみ9選 まとめ 夏酒とは何か、また、利き酒師おすすめの3選をご紹介しました。夏の暑いとき、キンキンに冷やした日本酒を飲むのも、オツなもの。ウイスキーグラスのような大きめのグラスに氷を浮かべてロックにすると、見た目にも涼しげです。また、ガラスの徳利には、お酒が薄まらないように、外側から氷を入れる窪みがある便利なアイテムもあります。 冷酒用の徳利ならワンコインで買えるニトリで!氷ポケット付きも。 合わせるおつまみに鱧の梅肉和えや鮎の塩焼きを選ぶと、自宅で川床にいるような気分が味わえるかもしれませんね。

日本酒は香りと味わいで4つに分類できる。その違いをご紹介。

「どのように日本酒を選んだらいいかわからない」「日本酒って敷居が高い」そう思っている方も多いのではないでしょうか。日本酒にはさまざまな商品がありますが、香りや味わいで4つのタイプに分類できます。 日本酒のタイプを知ることで、日本酒を選ぶときの基準になったり、料理やおつまみと合う日本酒が選べたりします。 この記事では、日本酒の4つのタイプについて解説しました。 タイプごとにおすすめの酒器や相性の良い料理も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。 日本酒は香りと味わいで4つのタイプに分類できる 日本酒の味を表現するのに、「辛口や甘口か」「淡麗か濃厚か」といった表現が多く使われます。しかし、日本酒は香りや味わいなど奥深いお酒であるため、「辛口か甘口」といった表現だけでは日本酒の特徴を捉えられません。 そこで、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が、20,000種類以上のお酒をティスティングし、データ化して4つのタイプに分けられることを証明しました。それがここで説明する以下の4つのタイプです。 薫酒(くんしゅ) 爽酒(そうしゅ) 熟酒(じゅくしゅ) 醇酒(じゅんしゅ) それでは、4タイプそれぞれの特徴、どのような料理が合うのかなど見ていきましょう。   薫酒(くんしゅ) 薫酒はフルーティーな香りと軽快な味わいが特徴の日本酒です。甘みや酸味のバランスがちょうどよく、スッキリと味わえます。10〜15度くらいの少し冷たいと感じる温度で飲むのが理想です。 薫酒は食前酒に適しており、前菜系の料理が合います。和食であれば、お刺身やおひたし、洋食であればタコのマリネやフレッシュチーズなどがおすすめです。ラッパ型のような湾曲性の高いグラスで飲むと、より香り引き出せます。 【該当する日本酒】大吟醸酒、吟醸酒 爽酒(そうしゅ) 日本酒の中で最も軽快な香りで、口あたりも軽やかなため、すっきりと飲める日本酒です。淡麗と表現されることも多くあります。5〜10度が理想的な飲用温度とされ、冷やして飲むことで清涼感が増し、美味しく味わえます。 料理との相性は幅広く、あっさりとした冷や奴や魚介のサラダ、シュウマイや餃子といった油の多い料理とも相性抜群です。スッと飲める小ぶりの酒器で飲むことで、爽酒の温度が上がる前に美味しく味わえます。 【該当する日本酒】普通酒、本醸造酒、生酒 熟酒(じゅくしゅ) 黄金色の色調で、熟成された香りと濃厚な味わいが特徴の日本酒です。熟成された深い香りは、ナッツやドライフルーツ、スパイスなどの香りに例えられることもあります。常温に近い、15〜25度が理想的な飲用温度です。 日本酒の中では個性的な味わいであるため、脂の多い料理や風味の強い料理と相性が良く合います。たとえば、熟成したチーズや豚の角煮、うなぎの蒲焼きなどがおすすめです。選ぶ酒器は、黄金色や琥珀色が映える白の酒器や高級感のある金塗りの酒器がよいでしょう。 【該当する日本酒】長期熟成酒、古酒 醇酒(じゅんしゅ) コクのあるふくよかな味わいが特徴の日本酒です。お米の旨味や樹木のような香味が感じられ、飲むと口の中全体に広がります。18〜20度の常温に近い温度で飲むのが適していますが、ぬる燗もおすすめです。 幅広く料理に合うため、食中酒として楽しめます。おすすめの料理は、煮魚や大根の煮物、すきやきです。少し塩辛いおつまみにも合うため、カラスミやイカの塩辛などもおすすめです。選ぶ酒器は、陶器や磁器といった、日本酒らしい和のテイストで選ぶと雰囲気も楽しめます。 【該当する日本酒】純米酒、生酛(きもと) まとめ 日本酒の4つのタイプについて紹介してきましたが、いかがでしたか。爽やかでフルーティーな香りやとろりとした濃厚な味わいなど、日本酒のタイプによって香りや味わいが異なります。 また美味しく味わうためにも、タイプごとに適した飲用温度や酒器など、こだわってみてはいかがでしょうか。好きな日本酒を見つけて、美味しい料理やおつまみと合わせて味わってみてください。

日本酒コップの選び方!女性にもオススメ、日本酒をより楽しむための専用コップ6選

12年連続で海外輸出量の最高記録を更新している日本酒。最近はフルーティで飲みやすい日本酒が多くなり、国内でも日本酒を楽しむ女性が増えています。 コロナ以降、家飲みが増えてきた人も多いのではないでしょうか。せっかくなら、より日本酒を楽しむためにコップにもこだわってみませんか? 日本酒専用のコップが必要な理由 日本酒は、飲む際のコップの素材や形状によって味わいが変わります。なぜならコップによって香りの立ち方や、舌が最初に触れる部分が変わるから。前回飲んだ時はキリッとした味だったけど今回は少しまろやか、なんて時はコップが違う可能性があります。 日本酒の性質や温度によっても、合うコップはさまざま。自分の好みも含めて適切なコップを探すことで、より日本酒を深く味わうことができます。 コップの素材で選ぶ ガラス ガラスのコップは、日本酒本来の味をダイレクトに感じられるのが特徴。ガラスが薄ければ薄いほど、繊細な味を楽しむことができます。ガラスのコップで飲むなら冷酒がオススメ。涼やかな見た目で、日本酒の色味も楽しむことができるでしょう。 錫 錫はイオン効果で水を浄化しお酒の雑味を分解する効果があるため、錫で飲むお酒は味がまろやかに。熱伝導率が高く、燗ならコップがすぐに温まり、冷酒なら冷たいまま飲むことができます。 陶器・磁器 日本酒のコップといえば、まず思い浮かべるのは陶磁器のコップでしょう。陶磁器で飲むとお酒の味が柔らかく、優しい口当たりに。特に陶器のコップは、より温かく丸く感じられます。陶磁器は熱燗がオススメです。 木 木材の香りが残る木のコップは、お酒の臭みを消してくれるため、癖の強い日本酒を飲む時にピッタリ。木のコップは基本的に縁が厚いため、重厚な口当たりになります。漆塗りのコップは見た目でも高級感を感じられますが、ウレタン塗装の方が手入れは簡単です。 コップの形で選ぶ 容量 日本酒は温度の変化によって味が大きく変わります。コップの容量が大きい場合、冷酒は次第にぬるく、熱燗なら冷めるのが早くなってしまいます。温度の変化を楽しんで飲みたいのであれば容量の大きなコップ、温度をなるべく一定に保って飲みたいのであれば小さめのコップを選びましょう。 口の広さ 味覚の80%は香りで判断していると言われており、日本酒を最大限楽しむためにも香りを味わうことは欠かせません。コップの口が広いと香りが広く発散され空気に触れるため、穏やかに感じられます。その反面コップの口が狭いと香りが広がりにくく、飲む瞬間にストレートに香りが伝わってきます。スッキリと飲みたいときは口が狭いグラスがオススメです。 価格・用途別オススメ日本酒コップ お手頃な価格のコップ ダイソー 利き酒グラス https://jp.daisonet.com/products/4549131185034 コスパ最強のコップが買える100均・ダイソーで、一時期話題となっていた「利き酒グラス」。日本酒の種類によって計4つの利き酒コップが売られています。4つ全て集めて飲み比べするのも面白いですね。 ニトリ 冷酒グラス 槌目  https://www.nitori-net.jp/ec/product/8992346s/ 500円前後のガラスや陶磁器のコップが豊富なニトリ。シンプルながらキラキラとしたガラスがキレイな「冷や酒グラス槌目」は、名前の通り冷酒にピッタリ。涼やかな見た目で、値段もお手ごろ。 高級な専門店のコップ 松徳硝子 うすはり 大吟醸 木箱入  https://item.rakuten.co.jp/garandou/syuki-064/ ガラス食器専門店である松徳硝子の「うすはり」グラスシリーズ。「うすはり 大吟醸」は香りを引き立たせるための、コップ底にある水しぶきのような突起が特徴。入念に計算されたコップの形状で、日本酒の香りを最大限楽しむことができます。 木箱入りは高級感もあり、プレゼントにも最適です。 カガミクリスタル 江戸切子 ペア冷酒杯<富士>  https://item.rakuten.co.jp/kagamicrystal/tps615-2950-ab/ 日本のクリスタルガラスメーカーのカガミクリスタルが販売している「江戸切子 ペア冷酒杯<富士>」。そのままでも逆さにしても富士に見えるよう、伝統工芸の江戸切子で美しくカットされています。名前の通り、冷酒用を楽しむためのコップ。オシャレな見た目で女性にオススメで、ペアで揃えればカップルや夫婦用にも最適ですね。 飲み比べできるコップセット 東洋佐々木ガラス 酒グラスセット  https://onlineshop.toyo.sasaki.co.jp/products/detail/2030 国産ガラス食器専門店の東洋佐々木ガラスから出ているコップセット。「芳醇」「バランス」「すっきり」の3種類の味わいが楽しめる形になっています。見た目もスタイリッシュで、家で飲み比べを楽しむのにピッタリですね。 BRUNO...