日本酒の「火入れ」とは?生酒との違いや保存方法について詳しく解説

コラム

日本酒の「火入れ」とは?生酒との違いや保存方法について詳しく解説

日本酒には、「火入れ」という作業があります。簡単にいえば、「加熱処理」のことです。しかしながら、その方法にはさまざまな特徴があります。また火入れをしない「生」酒には、3種類の特徴あるお酒があるのです。 この記事では、日本酒の火入れについて、生酒の種類とその特徴について説明します。 ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 日本酒の「火入れ」とは何か 火入れとは、日本酒の製造工程上で行われる作業です。 醪を発酵させたのちに搾った原酒を、ろ過後に1回、出荷前に1回の計2回加熱する作業を火入れと呼んでいます。 2回の火入れを実施しない日本酒は、「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め酒(ひやおろし、秋あがり)」と呼ばれて区別されています。 火入れはなぜ必要か 火入れには、2つの目的があります。 1 酵母や酵素を失活させる ろ過した日本酒には、糖化酵素やたんぱく質分解酵素、酵母がわずかながら残っています。 日本酒の貯蔵時や出荷後にそれらが活性化すると、酒質が大きく変化する恐れがあります。 それを防ぐために日本酒を加熱して、酵素や酵母を失活(活動しなくなる)させるのが目的です。 2 雑菌の繁殖を防ぐ 日本酒には酵母や酵素の他に、「火落ち菌」という乳酸菌も存在します。 火落ち菌が繁殖すると、商品として出荷できなくなるほどに日本酒を劣化させてしまいます。 また火落ち菌はアルコールに強く、日本酒程度のアルコール度数では殺菌できません。 火落ち菌は熱によって殺菌できるので、火入れによって死滅させるというのがもう一つの目的となります。 火入れの方法 火入れはいわゆる「低温殺菌法(パストリゼーション)」を使って実施されます。 62度から65度程度の温度で約30分加熱し、酵素を失活、菌類を死滅させます。 ここであまり温度を上げ過ぎてしまうと、アルコールの沸点は78.3度なので気化してしまい、お酒として商品になりません。 アルコールが蒸発しない程度の温度でゆっくり加熱することで、日本酒の品質を安定させているのです。 ちなみに、パストゥールが低温殺菌法を発見したのは1866年です。 日本酒の製造では、その何百年も前の江戸時代からこの方法が確立していました。 日本酒造りの経験からこの方法が編み出されたというのは、驚くべき事実ですね。 火入れには、何種類かの方法があります。 湯につけたらせん状の管に日本酒を通して加熱する(蛇管式と呼ばれる) 瓶に詰めた日本酒を湯につけて加熱する(瓶燗と呼ばれる) ブレードヒーターと熱交換器を使って加熱する 「パストライザー」という機械を使用する 火入れの方法については伝統的なものから近代的なものまで、メーカーによってさまざまな方法が取られています。 保存方法やラベルの見かた 火入れした日本酒は、基本的に常温保存が可能となります。 ただし直射日光や高温になる場所は、劣化につながるので厳禁です。 日本酒には賞味期限はありませんので、ラベルなどに記載されていません。 保管状態がよければ、1年以上の保存は可能です。 開封後は劣化が進みますので、できるだけ早めに飲み切ってしまいましょう。 火入れしていない「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め酒」は、冷蔵保存が基本です。 ラベルに保存方法や飲み方の記載が明記されていますので、その記載に従って保存しましょう。 火入れしていない日本酒には、「生酒」「生貯蔵酒」「生詰め(ひやおろし)」など、ラベルに記載されているものが多くなっています。 その記載を見れば、火入れされた日本酒かどうかの判断ができます。 火入れしていない日本酒は、フレッシュさを味わうものが大半です。 賞味期限の記載はないですが、目安としては製造より半年、開封後は1週間程度で飲み切ってしまいましょう。 3種類の「生」酒 火入れしていない日本酒を、ひとまとめに「生酒」と呼ぶケースが多いのではないかと思います。 しかしながら、火入れの有無やタイミングで3種類に分けられます。 生酒 まったく火入れをせず、搾ったものをそのまま商品としているものを「生酒」と呼びます。 荒々しいけれどフレッシュでフルーティな味わいが特徴です。...

冷酒用の徳利ならワンコインで買えるニトリで!氷ポケット付きも。

「冷酒用の徳利でコスパのよいものはないかな…?」とお探しですか? 普段使いの徳利であれば、あまり高価なものよりも手軽に買えるものが使いやすいですね。今回は、お値談以上の品質を誇る「ニトリ」で、冷酒用の徳利を2種類ご紹介します。また、ニトリ以外でも、デザインがステキな切子の冷酒徳利もご紹介します。 さらに、ガラスや陶器など、素材ごとの徳利の特徴についても解説していきます!ぜひ、冷酒徳利選びの参考にしてみてくださいね。 ニトリで買える冷酒用の徳利 ニトリでは冷酒用の徳利を手頃な価格で購入できます。冷酒用の徳利を使って涼し気な雰囲気を味わいながら飲んでみたい方におすすめです。 「徳利 槌目」 https://www.nitori-net.jp/ec/product/8992349s/?rc=set 素材 手作りガラス サイズ 幅8.2×奥行8.2×高さ15cm 重さ 約260g 容量 約370ml 価格 407円(税込み) ワンコインで購入できるのは魅力的ですね。涼し気なガラス製のシンプルな徳利なので、どんな食卓にも合わせやすそうです。 「手作りガラス 氷ポケット付きカラフェ」 https://www.nitori-net.jp/ec/product/8992323s/?rc=set 素材  ソーダガラス サイズ 幅9.8×奥行9.8×高さ16.5cm 重さ 約240g 容量 350ml 価格 1,017円(税込み) 氷ポケットがついているので日本酒が薄まることなく冷たいまま長く楽しめる仕組みになっています。お手頃な価格なので、氷ポケット付きの徳利を試してみたい方におすすめです。   デザインがおしゃれな切子の徳利 特別な日やお祝いの席には、おしゃれな切子の徳利で食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。価格はニトリと比べると高めにはなりますが、日常から離れた贅沢な気分を味わえそう。切子の徳利は、職人の方たちによって熟練の技法で手作りされています。最高級のガラスとされるクリスタルガラスに文様がカットされていて、大変美しいものが多いです。 「徳利<和乃美>」 出典:https://www.kagami.jp/product/item/b326-2921.html サイズ 口径55mmx高さ140mmx胴径88mm 容量 350ml 価格 33,000円(税込み) 江戸切子の伝統文様の「菊つなぎ」が施された徳利です。思わず見とれる美しさですね。単に美しいだけでなく、注ぎ口が広めで、注ぎやすく機能的です。直営ショップと直営オンラインショップのみで販売されています。 「酒器揃<二本溝に四角籠目紋>」 出典:https://www.kagami.jp/product/item/2592.html サイズ 徳利胴径90mm 高さ125mm 容量...

夏だ!さっぱり・スタミナ・ひんやり…簡単おつまみ9選

暑い夏!よく冷えたお酒がおいしい季節です。でも、 暑い日に火を使った料理はできるだけしたくない食欲がないからさっぱりしたものを食べた夏バテ防止!スタミナがつくおつまみってある? こんな風に思っていませんか? この記事では、夏におすすめの簡単なおつまみのレシピをご紹介します。夏の食材を使ったさっぱり系から、スタミナ系、ひんやり冷たい系とジャンルを分けてご紹介。ぜひ今夜の家飲みの参考にしてみてください! さっぱり系!夏の簡単おつまみ3選 まずは、暑い夏にぴったりのさっぱり食べられる簡単おつまみを紹介します。 トマトと大葉のさっぱりあえ 「さっぱり」の代名詞、トマトに含まれるリコピンは、強い抗酸化作用が期待でき、夏バテ効果的です。 【材料】 トマト 1個(200g) 大葉 8枚 (調味料) ・オリーブオイル ・酢 ・塩 小さじ1 大さじ½ ひとつまみ 【作り方】 - トマトを好みの大きさにカットする- 刻んだ大葉を加え、調味料とあえてできあがり ごまや、じゃこ、調味料をごま油に変えてアレンジもOK! きゅうりの塩昆布あえ 身体を冷やす働きを期待できるきゅうりに、塩昆布とごま油をあえるだけの簡単おつまみです。熱くほてった身体を冷ますのに役立つといわれています。 【材料】 きゅうり 2本 塩昆布 大さじ1と1/2 調味料 ごま油 大1 塩 小1/2 【作り方】 - きゅうりを麺棒で叩き、乱切りにして塩をふる- きゅうりの水気をきった後、塩昆布とごま油を加えてあえる キャベツを足したり、白ごまや、赤唐辛子を加えたりアレンジするのも栄養価が高くなりおすすめです。 レモンもずく豆腐 二日酔い予防やダイエットにも効果が期待されるもずくは、夏バテ予防にも期待大です! 【材料】 豆腐 1丁(300g) もずく 1パック(110g) スライスレモン 適量 (調味料)...

初秋と晩秋では味が違う【ひやおろし】とは?出荷時期別おすすめの飲み方

この記事では、日本酒の「ひやおろし」について解説します! ひやおろしってどんな日本酒?ひやおろしはいつからいつまで楽しめる?ひやおろしのおすすめの飲み方が知りたい! こんな疑問はありませんか?暑い夏が過ぎ秋が深まる頃、店頭にひやおろしが並び始めます。見たことはあるけど実際に飲んだことはない!という方にとっては、一体どんな日本酒なのか気になるところですね。今回の記事では「ひやおろし」の意味や楽しめる時期、おすすめの飲み方について解説します。ぜひ飲んでほしいおすすめの銘柄もご紹介します。 ひやおろしとは? 春から夏にかけて熟成させている 火入れを一度しか行っていない 冬に醸された日本酒を春から夏にかけて酒蔵で熟成させてから出荷する日本酒を「ひやおろし」と呼びますまた、通常の日本酒は、2度「火入れ」と呼ばれる加熱処理を行うのに比べ、「ひやおろし」は、春に1度しか「火入れ」を行っていません。そのため、一般的な日本酒に比べるとフレッシュ感を残しつつ、生酒に比べると角が取れているお酒といえます。また、一度しか火入れしていないことで、熟成が進みやすいという特徴もあります。日本酒の火入れについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています! 日本酒の「火入れ」とは?生酒との違いや保存方法について詳しく解説 ひやおろしの語源 昔ひやおろしは、外気の温度が酒と同じくらいになった時を目安に出荷されていたそうです。常温を意味する「冷や」の状態で「卸す」というのがひやおろしの語源だそうです。(所説あります)日本酒のラベルには銘柄と共に「ひやおろし」と加えられることもあるので、ラベルをみればすぐに「ひやおろし」だとわかります。 ひやおろしっていつからいつまでの日本酒? ひやおろしは一般に9月から11月頃まで市場に出回ります。その間にも少しずつ熟成が進んでいるので、一段と旨味が増していきます。 【出荷時期別】ひやおろしの特徴とおすすめの飲み方 同じひやおろしでも、9月に出荷されるものと11月に出荷されるものでは特徴が異なるのもひやおろしの面白いところです。出荷時期別の特徴と、おすすめの飲み方をご紹介します。 出荷時期 9月 10月 11月 呼び方 夏越し酒(なつごしざけ) 秋だし一番酒(あきだしいちばんざけ) 晩秋旨酒(ばんしゅううまざけ) 特徴 濃厚な中にも軽快さとまろやかさが引き立つ。 ・味と香とのバランスがよく、まろやかさと味の深みが増している。 ・穏やかで落ち着いた香りと、滑らかな口当たり。 ・円熟な味わい、まろみと旨味がさらに増し芳醇。 ・濃密なとろみも。 おすすめの飲み方 ・冷やして、または常温 ・みぞれ酒(-10度から-15度ゆっくり冷やすとシャーベット状に) ・冷やしても、燗でも ・温めると甘みが増す ・ぬる燗 (温度は40度ほど) ぜひ、それぞれの時期の「ひやおろし」を楽しんでみてください。 ひやおろしと「生酒」との違いは? 生酒:は冬に絞ったまま一度も火入れせずに卸したものひやおろし:一度火入れをした後、貯蔵庫で夏の間熟成させたもの 生酒がフレッシュな味わいなのに対し、ひやおろしは荒らさが取れ、程よく熟成されたまろやかな味わいがあるのが特徴です。 生酒については、こちらの記事で詳しくご紹介しています! 生酒とは?おすすめの飲み方や特徴、保存方法を利き酒師が解説! ひやおろしと秋上がりの違いとは 「秋上がり」とラベルに書かれた日本酒を見たことはありませんか?実は、ひやおろしと「秋上がり」は同じ意味です。二度目の火入れを行わず、秋になって味わいがまろやかになり、酒質が上がることから「秋あがり」ともいわれています。 ひやおろしに賞味期限はある? ひやおろしは、貯蔵前に一度しか火入れを行っていません。ですから、一般的な日本酒よりも長期保存が難しいです。開封後は冷蔵保存をして早めに飲みきるのがおすすめです。 ひやおろし(秋上がり) 一般的な日本酒(新酒) 生酒 仕込みの時期 冬 冬...

日本酒の夏酒とは?プロが教えるおすすめ夏酒5選

日本酒は好きだけれど、夏はついビールやスパークリングワインに手が伸びる、という方も多いのではないでしょうか。実は、夏にぴったりの「夏酒」(なつざけ)と呼ばれる日本酒があるんですよ。夏酒には、ブルーや白のラベルが多く使われ、見た目も涼し気なものが多いです。そこで今回は、利き酒師である筆者が、夏酒とはどんなお酒なのか、夏酒の時期や特徴について解説します。また、夏の暑さを吹き飛ばしてくれるようなおすすめの夏酒もご紹介していきますね! 夏酒とは 実は、夏酒には、正式な定義があるわけではありません。一般的には、夏に飲みたい、夏にぴったりの日本酒のことを言います。暑くて湿度が高い夏にうってつけの日本酒が夏酒です。 夏酒の時期はいつ? 夏酒の時期は、暑くなり始める5月の下旬から8月いっぱい位です。9月になると、ひやおろしや秋あがりという、秋のお酒が登場してきます。ですが、時期にはそこまでこだわらず、暑い時に飲みたくなるのが夏酒と言えるでしょう。秋のお酒、ひやおろしについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。 初秋と晩秋では味が違う【ひやおろし】とは?出荷時期別おすすめの飲み方 夏酒の特徴 夏酒の特徴には、以下のようなものがあります。  味わいは、フレッシュでスッキリ 軽やかで爽やかな飲み心地(フルーティーなものも) ブルーのボトルや水色のラベルなど、涼し気に見える見た目 暑い日にはさっぱりした食べ物が欲しくなりますよね。さっぱりしたおつまみにはフレッシュな日本酒が良く合います。暑い夏でも、軽快にスルスル飲めるフレッシュな味わいが、夏酒の特徴です。 利き酒師おすすめの夏酒5選 それでは、利き酒師である私がおすすめする夏酒を5つ厳選してご紹介したいと思います!ラベルが夏らしくてかわいいものも多いので、パーティーにも喜ばれること間違いなしです。  ①生酒「上川大雪 吟風 白麹仕込み 純米吟醸」 生酒とは、いっさい加熱処理をしないお酒のことです。新鮮な風味と軽やかさがあります。グレープフルーツを思わせる香りとシルクのようになめらかな舌触りの、繊細なお酒です。おつまみには、とうもろこしと枝豆の煮びたしなどの、出汁の味わいが優しいものが良く合いますよ。  ②原酒「甲子(きのえね) 夏詣酒 星合 純米吟醸原酒」 日本酒は瓶詰めのとき、製造中のお酒に水を加え、出来上がりのアルコール度数を調整するのが一般的です。原酒とはそれをしない、つまり加水していないそのままの酒のことです。そのためアルコール度が高く、重厚という特徴があります。味わいは、とてもフレッシュでフルーティー。七夕の夜にぜひどうぞ。おつまみには、さっぱりとして旨味もある、薄切り牛肉の冷しゃぶサラダはいかがでしょうか。  ③にごり酒「蜻蛉 純米うすにごり酒 青とんぼ」 にごり酒とは、白く濁ったお酒のことです。目が粗い布などで濾すので、米の成分が澱のようになり、残っています。特徴は、やわらかな味わいを持つこと。旨味と酸味のバランスが良く、後口の爽やかさに驚かされます。おつまみには、お酒の旨味をふくらませてくれる、栃尾揚げのようにたっぷりとした油揚げを焼いたものが、良く合いますよ。  ④賀茂鶴 本醸造生貯蔵 ひやしざけ 瓶もラベルもいかにも夏酒!といった爽やかさ。目にも涼しげな日本酒です。このお酒は、生のまま貯蔵し、瓶詰め時にのみ火入れをした「生貯蔵酒」。火入れが一回であることで、フレッシュと旨味が感じられます。本醸造ならではのスッキリ感も爽快な一本。ラベルは、ツバメがかけぬける青空をイメージしているそうです。きりりと冷やして清々しいのど越しを楽しみたいお酒です。  ⑤角右衛門 純米吟醸 夏酒 「荒責混和 」しろくまボトル しろくまの泳ぐ姿がプリントされたラムネ瓶のようなビー玉色のボトルは、水族館の水槽を眺めているような気分になれる、涼を楽しめる外観です。メロンのような爽やかな甘い果実感と、スペアミントのような爽やかさが感じられます。冷たく冷やして、ワイングラスで飲みたい一本です。夏にぴったりのおつまみは、こちらの記事でご紹介しています! 夏だ!さっぱり・スタミナ・ひんやり…簡単おつまみ9選 まとめ 夏酒とは何か、また、利き酒師おすすめの3選をご紹介しました。夏の暑いとき、キンキンに冷やした日本酒を飲むのも、オツなもの。ウイスキーグラスのような大きめのグラスに氷を浮かべてロックにすると、見た目にも涼しげです。また、ガラスの徳利には、お酒が薄まらないように、外側から氷を入れる窪みがある便利なアイテムもあります。 冷酒用の徳利ならワンコインで買えるニトリで!氷ポケット付きも。 合わせるおつまみに鱧の梅肉和えや鮎の塩焼きを選ぶと、自宅で川床にいるような気分が味わえるかもしれませんね。

日本酒は香りと味わいで4つに分類できる。その違いをご紹介。

「どのように日本酒を選んだらいいかわからない」「日本酒って敷居が高い」そう思っている方も多いのではないでしょうか。日本酒にはさまざまな商品がありますが、香りや味わいで4つのタイプに分類できます。 日本酒のタイプを知ることで、日本酒を選ぶときの基準になったり、料理やおつまみと合う日本酒が選べたりします。 この記事では、日本酒の4つのタイプについて解説しました。 タイプごとにおすすめの酒器や相性の良い料理も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。 日本酒は香りと味わいで4つのタイプに分類できる 日本酒の味を表現するのに、「辛口や甘口か」「淡麗か濃厚か」といった表現が多く使われます。しかし、日本酒は香りや味わいなど奥深いお酒であるため、「辛口か甘口」といった表現だけでは日本酒の特徴を捉えられません。 そこで、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が、20,000種類以上のお酒をティスティングし、データ化して4つのタイプに分けられることを証明しました。それがここで説明する以下の4つのタイプです。 薫酒(くんしゅ) 爽酒(そうしゅ) 熟酒(じゅくしゅ) 醇酒(じゅんしゅ) それでは、4タイプそれぞれの特徴、どのような料理が合うのかなど見ていきましょう。   薫酒(くんしゅ) 薫酒はフルーティーな香りと軽快な味わいが特徴の日本酒です。甘みや酸味のバランスがちょうどよく、スッキリと味わえます。10〜15度くらいの少し冷たいと感じる温度で飲むのが理想です。 薫酒は食前酒に適しており、前菜系の料理が合います。和食であれば、お刺身やおひたし、洋食であればタコのマリネやフレッシュチーズなどがおすすめです。ラッパ型のような湾曲性の高いグラスで飲むと、より香り引き出せます。 【該当する日本酒】大吟醸酒、吟醸酒 爽酒(そうしゅ) 日本酒の中で最も軽快な香りで、口あたりも軽やかなため、すっきりと飲める日本酒です。淡麗と表現されることも多くあります。5〜10度が理想的な飲用温度とされ、冷やして飲むことで清涼感が増し、美味しく味わえます。 料理との相性は幅広く、あっさりとした冷や奴や魚介のサラダ、シュウマイや餃子といった油の多い料理とも相性抜群です。スッと飲める小ぶりの酒器で飲むことで、爽酒の温度が上がる前に美味しく味わえます。 【該当する日本酒】普通酒、本醸造酒、生酒 熟酒(じゅくしゅ) 黄金色の色調で、熟成された香りと濃厚な味わいが特徴の日本酒です。熟成された深い香りは、ナッツやドライフルーツ、スパイスなどの香りに例えられることもあります。常温に近い、15〜25度が理想的な飲用温度です。 日本酒の中では個性的な味わいであるため、脂の多い料理や風味の強い料理と相性が良く合います。たとえば、熟成したチーズや豚の角煮、うなぎの蒲焼きなどがおすすめです。選ぶ酒器は、黄金色や琥珀色が映える白の酒器や高級感のある金塗りの酒器がよいでしょう。 【該当する日本酒】長期熟成酒、古酒 醇酒(じゅんしゅ) コクのあるふくよかな味わいが特徴の日本酒です。お米の旨味や樹木のような香味が感じられ、飲むと口の中全体に広がります。18〜20度の常温に近い温度で飲むのが適していますが、ぬる燗もおすすめです。 幅広く料理に合うため、食中酒として楽しめます。おすすめの料理は、煮魚や大根の煮物、すきやきです。少し塩辛いおつまみにも合うため、カラスミやイカの塩辛などもおすすめです。選ぶ酒器は、陶器や磁器といった、日本酒らしい和のテイストで選ぶと雰囲気も楽しめます。 【該当する日本酒】純米酒、生酛(きもと) まとめ 日本酒の4つのタイプについて紹介してきましたが、いかがでしたか。爽やかでフルーティーな香りやとろりとした濃厚な味わいなど、日本酒のタイプによって香りや味わいが異なります。 また美味しく味わうためにも、タイプごとに適した飲用温度や酒器など、こだわってみてはいかがでしょうか。好きな日本酒を見つけて、美味しい料理やおつまみと合わせて味わってみてください。

日本酒コップの選び方!女性にもオススメ、日本酒をより楽しむための専用コップ6選

12年連続で海外輸出量の最高記録を更新している日本酒。最近はフルーティで飲みやすい日本酒が多くなり、国内でも日本酒を楽しむ女性が増えています。 コロナ以降、家飲みが増えてきた人も多いのではないでしょうか。せっかくなら、より日本酒を楽しむためにコップにもこだわってみませんか? 日本酒専用のコップが必要な理由 日本酒は、飲む際のコップの素材や形状によって味わいが変わります。なぜならコップによって香りの立ち方や、舌が最初に触れる部分が変わるから。前回飲んだ時はキリッとした味だったけど今回は少しまろやか、なんて時はコップが違う可能性があります。 日本酒の性質や温度によっても、合うコップはさまざま。自分の好みも含めて適切なコップを探すことで、より日本酒を深く味わうことができます。 コップの素材で選ぶ ガラス ガラスのコップは、日本酒本来の味をダイレクトに感じられるのが特徴。ガラスが薄ければ薄いほど、繊細な味を楽しむことができます。ガラスのコップで飲むなら冷酒がオススメ。涼やかな見た目で、日本酒の色味も楽しむことができるでしょう。 錫 錫はイオン効果で水を浄化しお酒の雑味を分解する効果があるため、錫で飲むお酒は味がまろやかに。熱伝導率が高く、燗ならコップがすぐに温まり、冷酒なら冷たいまま飲むことができます。 陶器・磁器 日本酒のコップといえば、まず思い浮かべるのは陶磁器のコップでしょう。陶磁器で飲むとお酒の味が柔らかく、優しい口当たりに。特に陶器のコップは、より温かく丸く感じられます。陶磁器は熱燗がオススメです。 木 木材の香りが残る木のコップは、お酒の臭みを消してくれるため、癖の強い日本酒を飲む時にピッタリ。木のコップは基本的に縁が厚いため、重厚な口当たりになります。漆塗りのコップは見た目でも高級感を感じられますが、ウレタン塗装の方が手入れは簡単です。 コップの形で選ぶ 容量 日本酒は温度の変化によって味が大きく変わります。コップの容量が大きい場合、冷酒は次第にぬるく、熱燗なら冷めるのが早くなってしまいます。温度の変化を楽しんで飲みたいのであれば容量の大きなコップ、温度をなるべく一定に保って飲みたいのであれば小さめのコップを選びましょう。 口の広さ 味覚の80%は香りで判断していると言われており、日本酒を最大限楽しむためにも香りを味わうことは欠かせません。コップの口が広いと香りが広く発散され空気に触れるため、穏やかに感じられます。その反面コップの口が狭いと香りが広がりにくく、飲む瞬間にストレートに香りが伝わってきます。スッキリと飲みたいときは口が狭いグラスがオススメです。 価格・用途別オススメ日本酒コップ お手頃な価格のコップ ダイソー 利き酒グラス https://jp.daisonet.com/products/4549131185034 コスパ最強のコップが買える100均・ダイソーで、一時期話題となっていた「利き酒グラス」。日本酒の種類によって計4つの利き酒コップが売られています。4つ全て集めて飲み比べするのも面白いですね。 ニトリ 冷酒グラス 槌目  https://www.nitori-net.jp/ec/product/8992346s/ 500円前後のガラスや陶磁器のコップが豊富なニトリ。シンプルながらキラキラとしたガラスがキレイな「冷や酒グラス槌目」は、名前の通り冷酒にピッタリ。涼やかな見た目で、値段もお手ごろ。 高級な専門店のコップ 松徳硝子 うすはり 大吟醸 木箱入  https://item.rakuten.co.jp/garandou/syuki-064/ ガラス食器専門店である松徳硝子の「うすはり」グラスシリーズ。「うすはり 大吟醸」は香りを引き立たせるための、コップ底にある水しぶきのような突起が特徴。入念に計算されたコップの形状で、日本酒の香りを最大限楽しむことができます。 木箱入りは高級感もあり、プレゼントにも最適です。 カガミクリスタル 江戸切子 ペア冷酒杯<富士>  https://item.rakuten.co.jp/kagamicrystal/tps615-2950-ab/ 日本のクリスタルガラスメーカーのカガミクリスタルが販売している「江戸切子 ペア冷酒杯<富士>」。そのままでも逆さにしても富士に見えるよう、伝統工芸の江戸切子で美しくカットされています。名前の通り、冷酒用を楽しむためのコップ。オシャレな見た目で女性にオススメで、ペアで揃えればカップルや夫婦用にも最適ですね。 飲み比べできるコップセット 東洋佐々木ガラス 酒グラスセット  https://onlineshop.toyo.sasaki.co.jp/products/detail/2030 国産ガラス食器専門店の東洋佐々木ガラスから出ているコップセット。「芳醇」「バランス」「すっきり」の3種類の味わいが楽しめる形になっています。見た目もスタイリッシュで、家で飲み比べを楽しむのにピッタリですね。 BRUNO...

日本酒原価酒蔵とは?低価格で日本酒が飲める秘密に迫る

飲み放題で安価にアルコールが楽しめる店舗は数あれど、日本酒を原価で楽しめるとして口コミで人気に火が付いたのが日本酒原価酒蔵です。今回は、現在10店舗を展開する日本酒原価酒蔵の品揃えや安さ、人気の秘密に迫ります。 日本酒原価酒蔵とは? 日本酒原価酒蔵とは、2015年の4月に新橋に1号店にオープン。以来、価格破壊ともいえるほどリーズナブルな価格で日本酒を楽しめるとして、口コミで瞬く間に人気店となった居酒屋です。 中村雄斗氏が代表取締役を務め、多くの飲食店事業を手がけている株式会社クリエイティブプレイスによって運営されています。 現在、日本酒原価酒蔵は新宿の総本店を中心に展開しており、新宿東口・新橋・上野御徒町・錦糸町・神保町・神田・池袋・川崎・大宮に10店舗を構える人気店となっています。 リーズナブルな価格でプレミアムな日本酒が楽しめる 日本酒原価酒蔵のウリといえば、まさしく日本酒を原価で飲むことができる点でしょう。入館料として1人490円を支払えば、日本全国津々浦々から集められたプレミアムな有名銘柄も原価で飲むことができるシステムとなっています。 さらに、店舗によって扱っている日本酒が異なる点も魅力でしょう。現在は、新宿総本店・池袋店・上野御徒町店・新橋2号店・大宮店と、新宿東口店・錦糸町店・神保町店・神田店・川崎店の2パターンを用意。訪れた店舗で、全く異なる日本酒を味わうことが可能となっています。 そして、リストを見てみると驚かされるのが、その豊富な品揃えです。通販などで購入しようとすれば、1本3000~4000円するようなプレミアムな銘柄だけでなく、流通が限定されているような入手しにくい銘柄も。 山口県の旭酒造株式会社が製造する「獺祭 純米大吟醸45」や福井県は黒龍酒造の「黒龍」、佐賀県の「鍋島」に新潟の「八海山」といった有名銘柄を中心に、幻とも言われる山形の「十四代」などなかなか手に入らないようなプレミアムな日本酒も原価で提供しています。 また、Google playとApple store両方で配信されている公式アプリを使うことで、よりお得に日本酒を楽しむこともできてしまいます。 ダウンロード後に会員登録をすれば、各種クーポンを使うことができます。公式アプリならではの予約のしやすさも魅力の1つ。オンラインショップで、こだわりの日本酒を購入することも可能です。 日本酒に合う豊富なメニューも自慢 日本酒原価酒蔵の自慢は日本酒の安さや品揃えだけではありません。おつまみとして提供している多彩なメニューも人気の秘密です。 香ばしさがたまらない「燻製合鴨の炙り(税込650円)」や「炙り〆鯖(税込870円)」、色々なチーズが味わえる「チーズ盛り合わせ(税込760円)」といった一品料理が、およそ50種類もラインナップしています。それらに加えて、日本酒原価酒蔵を楽しみ尽くせるコースを4つも用意しています。 さらに、コース料理の内容はそのままで、追加料金を支払えば飲み放題のコースをグレードアップさせることも可能なので、シーンに合わせてカスタマイズしやすいのも嬉しいポイントでしょう。 また、いつでも楽しめるメニュー意外に、期間限定で開催される食べ放題キャンペーンも。先日も、3日で2,000名予約の本格寿司食べ放題が開催されたばかり。「鮨一」や「鮨あさひ」といった本格高級寿司店を手がける運営ならではの企画です。 価格の安さとその秘密 くどいようですが、日本酒原価酒蔵では日本酒を原価で楽しむことができます。先に名前を挙げた日本酒を例に挙げてみるならば、「獺祭 純米大吟醸45」は税込320円、「黒龍」は税込270円、「鍋島」で税込260円、「八海山」税込360円、「十四代」でも税込270円といった具合なのです。 この低価格を可能にしているのが、徹底した人件費のカットです。一般的な居酒屋のように注文を受けた後、スタッフが日本酒の瓶を運んでグラスに注いでいたのでは余りにも非効率でしょう。 そこで、日本酒原価酒蔵ではオリジナルの一合瓶を作りました。瓶を直接お客の所まで運ぶのではなく、オリジナルの一合瓶に移し替えて運ぶことで、一度に多くの種類のオーダーにも対応できるようにしたのです。 また、地下に入居している店舗が多いのも賃料を下げる工夫なのだとか。徹底したコストカットの上に、日本酒の原価提供は成り立っているのです。 まとめ 日本各地の日本酒を、原価で楽しむことができるのが日本酒原価酒蔵です。お酒が進む豊富なおつまみに加え、イベント事に利用しやすい飲み放題やコース料理も揃えています。アプリを利用することで、より安くより快適にお店を利用することも可能です。日頃から日本酒を飲むという人にも、日本酒デビューしてみたいという人にもおすすめのお店です。

プレゼントにも最適!最高峰の日本酒がわかる!1万円以上の高級日本酒について

プレゼントにも最適!最高峰の日本酒がわかる!1万円以上の高級日本酒について お祝いや記念日などの特別な日や日本酒好きな人への贈り物などに、普段はなかなか手が出しにくい高級日本酒を選んでみるのはいかがでしょうか? 1度は飲んでみたい!プレゼントしてみたい!でも高級日本酒の選び方がわからないという方は必見です。 今回は、通常飲んでいる日本酒と比べて価格が高くなる理由や入手方法などを踏まえて、おすすめな高級日本酒を厳選してご紹介します。 高級日本酒とは 高級日本酒の価格帯とは スーパーやコンビニなどで販売されている日本酒は720mlの瓶入りのもので1000円〜2000円前後が一般的です。瓶ではなく紙パック素材になると1000円以下のものも多くあります。では、高級日本酒の価格帯とはどのくらいを指すのでしょうか? 高級日本酒とひと言でいっても人により感じ方はさまざまなため、一概にいくらとはいえません。普段よりちょっと贅沢に720mlの瓶入りのもので3000円以上のものから、1万円以上する特別な銘柄のものまで幅広く高級日本酒と位置づけられることが多いです。 ちなみに世界一高いといわれている、堀江酒場の造る「夢雀」750mlは日本酒史上最高の1本8万8000円で販売が開始されて話題を呼びました。ドバイや香港などの高級レストランでも、最高峰な日本酒として1本数十万円で提供されています。 夢雀 公式 https://mujaku.jp/order/ 高級日本酒の価値は何で決まる? 原料にこだわりがある 高級日本酒は原料である米や水などに特別なものを使用することで価値が高くなります。特に東北など米の産地では原料にブランド米や雪解け水などからとれる地元の名水を使用する酒蔵も多いです。 例えば、高級日本酒として有名な山形の「十四代」は酒の種類により、山田錦という酒米の品種をはじめ、オリジナル酒米である酒未来などと地元の名水を原料として製造されています。 こうした蔵元こだわりの原料が高級日本酒にはよく見られます。 精米歩合に違いがある 精米歩合とは精米して削ったあとの米割合を%で表示したものをいいます。日本酒の原料として使われている米の精米歩合70%以下のお酒が一般的です。さらに大吟醸酒となると精米歩合50%以下、高級日本酒の中では精米歩合1%という驚きのお酒もあります。 精米歩合を高くする理由は米の表層部分にある栄養分を削るためです。この栄養分が多すぎると雑味が多くなり、日本酒の香りの質が落ちてしまう原因になります。 日本酒の良し悪しは精米歩合だけでは決まりませんが、精米歩合の高い日本酒は、米一粒あたりで使用できる部分が少ないことや米を削る手間をかけている分だけ価格が高くなるわけです。 熟成に手間をかける 通常日本酒は数ヶ月の熟成機関で出荷されることがほとんどですが、高級日本酒の中には1年以上の熟成期間を経て出荷される熟成酒もあります。年単位で熟成させることで酒質が落ち着き、独自の熟成香が生まれます。 熟成期間が長くなるということは日本酒を適温で長期間保管して置く貯蔵庫が必要です。そういったコストからも熟成酒は価格が高くなります。 この他にも、日本酒の絞り方などの技術や限定された出荷数などにより、日本酒の価値は上がり、価格が高くなります。 入手困難な高級日本酒の購入方法 酒屋に足を運んでもなかなか入手困難な高級日本酒は多くあります。ではどうしたら手に入るのでしょうか? まず、そもそも市場に出回らない、地元でしか販売されていない高級日本酒も存在します。日本酒の酒蔵激戦区の東北などを観光で訪れた際には、そんな地酒をプレゼント用に購入すると喜ばれますね。 次に、特約店にのみ入荷する高級日本酒があります。この場合は入荷待ちでも予約できる場合は入荷するのを待てば購入できますが、幻の酒と有名な「磯自慢 純米大吟醸中取り35 adagio」や「十四代 純米大吟醸 白雲去来」など、そもそも個人や新規では購入が難しいお酒もあります。 また、ここまで希少価値が高くはなく、販売店で売り切れが続く場合には通信販売などネットで購入するのも一つの手です。しかしその際には本当に適正価格であるか、保存状態や品質に問題ないかなどチェックすると良いでしょう。 磯自慢 純米大吟醸中取り35 adagio 公式 http://www.isojiman-sake.jp/products 十四代 純米大吟醸 白雲去来 公式 https://www.yukinosake.com/06-juyondai/#hakuunkyorai プレゼントにも最適な720ml!高級日本酒おすすめな銘柄6選 普段より贅沢に1万円以下の高級日本酒 久保田 万寿 久保田シリーズの最高峰であり、豊かな香りと深みのある味わいが人気な純米大吟醸酒。知名度も高く、比較的購入しやすい高級日本酒です。 飛露喜 純米大吟醸 甘みと辛みの両方がバランス良く感じられる、フルーティな吟醸香の品のある香りが特徴な福島県を代表する日本酒です。 越乃寒梅 大吟醸超特撰 酒米として有名な山田錦を精米歩合30%まで磨き、じっくりと低温発酵させています。淡い繊細な吟醸香が印象的です。 特別な日に飲みたい・贈りたい!1万円以上の高級日本酒 義侠 妙 精米歩合30%まで磨き上げ、絞りの際には最もきれいな酒質となる中取り部分のみ選別してます。5年以上の熟成期間を経て、さらに複数年異なる熟成酒をブレンドして造られた日本酒です。 仙禽 醸 異なる3種類の米を絶妙にブレンド、洋なしや桃のようなエレガントな香りが特徴です。「SAKE COMPETITION...

日本酒を熟成させるとどうなる?「古酒」とはどんなお酒なのか

ウイスキーやワイン、泡盛など、長期熟成させて楽しむお酒はいろいろ知られています。じつは、日本酒でも長期熟成させて楽しむ商品があるのです。 しかも、自分で熟成させて造ることもできます。 この記事では、日本酒の「古酒」について詳しく説明します。古酒に少しでも興味を持った方は、最後までぜひ読んでみてくださいね。 日本酒の「古酒」はどのようなお酒か 古酒とは、長期間熟成させた日本酒のことを指します。 古酒の定義とは 古酒にはとくに決められた定義がなく、酒税上の決まりやラベル表示義務もありません。通常、酒造年度(7月から翌年6月まで)中に造られて出荷された日本酒を「新酒」と呼び、次年度に出荷されたものを「古酒」、それ以上経過したものは「大古酒」と呼ばれます。 古酒を製造する酒蔵などで設立された「長期熟成酒研究会」では、「満3年以上酒蔵で熟成させた、糖類添加酒をのぞく清酒」を「熟成古酒」として定義しています。 古酒はどうやって造るのか 古酒は、タンクや瓶に詰められた日本酒を長期保存して造ります。 メーカーで造られる古酒は温度や品質管理されており、それぞれのメーカー独自の製法で造られます。そして、個人でも古酒を造ることは可能です。どのような日本酒からも古酒は作れますが、酸度が高く、無ろ過で火入れされているものが向いています。生酒でも造れなくはないですが、酒質が変化してしまうケースがあるので避けたほうが無難です。 基本的な作り方は下記のとおりとなっています。 紫外線で劣化するのを避けるため、瓶を新聞紙で包む 本醸造酒や純米酒は常温、吟醸酒や大吟醸酒は1年程度冷蔵保存してから15~18度で保存。押し入れや冷暗所など、温度変化が少なく日光の当たらない所に瓶を立てておく。 熟成するまで置いておく 熟成期間は何年かという決まりは、とくにありません。 メーカーの商品では2~3年熟成のものから10年以上、中には40年以上熟成させた商品もあります。自分で古酒を造る場合は、常温保存で7~8年、冷暗所保存で12~13年というのが飲み頃の目安です。 飲み頃になるまでの期間、安定して保存できるかどうかが、自分で古酒を造るうえでの最大のポイントとなります。 古酒はどのような味わいなのか 古酒として熟成させた日本酒は、新酒とはまったく趣の異なったお酒となります。熟成させることでハチミツのような琥珀色に変化し、ドライフルーツやカラメルのような甘く独特の熟成香が出てきます。 酸味や甘味は丸く穏やかで、奥行きや深みを感じられる味わいは余韻も長く続き、ゆっくりと味わいたいお酒です。 このような味わいは、熟成させる日本酒の種類によっても特徴が変わります。 吟醸酒や大吟醸酒の古酒は比較的飲みやすく、本醸造や純米酒の古酒はどっしりとした個性的な味わいです。 また熟成温度や期間によっても風味は大きく変化し、熟成温度が高く、熟成が長期になるほど色合いや味わいは濃厚になる傾向があります。 どのような変化をしているかは、熟成期間を経て栓を開けるまではわかりません。そういうところも、古酒の大きな魅力であるといえるでしょう。 おすすめの銘柄 ここで、おすすめの古酒についていくつか紹介します。 萬歳楽 白山 大吟醸古酒 https://www.shop-manzairaku.jp/SHOP/11131.html 石川県の白山市にある酒蔵で造られる大吟醸古酒です。 特別A地区の山田錦だけを使った大吟醸酒を、3年間低温熟成させて造られています。 低温で熟成させることでアルコールが丸くなり、口当たりはなめらかです。 薄い黄金色の見た目と、果実を感じる香りで、味わいは非常にすっきりしています。 達磨正宗 十年古酒 https://www.daruma-masamune.co.jp/products/detail.php?product_id=3 岐阜県にある、江戸時代から酒造りをしている酒蔵で造られている古酒です。 古酒用につくられた日本酒をゆっくりと丁寧に熟成させて造られる、達磨正宗の古酒。 この商品は10年以上熟成させた古酒を、杜氏によって絶妙なバランスでブレンドして造られています。 甘くスパイシーな香りと長い余韻を感じられる十年古酒は、日本酒コンクールで優勝、国際線のファーストクラスでも採用されるなど、その実力は折り紙付きです。 沢の鶴 1973年醸造 古酒 https://product.rakuten.co.jp/product/-/54f0d6bedfd9df26d3c221e97217a18c/ 酒どころの神戸・灘の蔵元である、沢の鶴が造る古酒です。 300年以上の歴史を持つ沢の鶴で造られる40年以上の歳月を経て生まれた古酒は、きれいな黄金色をしています。 キノコやナッツのような独特の強い香りに、奥深い甘みと旨みが特徴です。 長い歴史を感じられる長期熟成古酒は、味わいと共にロマンを感じさせてくれます。 長期熟成した日本酒を味わってみましょう...

【日本酒が苦手な方にも】日本酒をアレンジして楽しんでみませんか?

「日本酒のアレンジ」と聞いて、パッと思いつくのはどのようなものでしょうか。アレンジ方法について、それほどたくさん考えられる方は少ないと思います。この記事では日本酒のアレンジについて、さまざまな方法を説明します。ぜひ最後まで読んでいただき、自分好みのアレンジを探してみてくださいね。 日本酒のアレンジにはどのようなよい点があるのか 「日本酒をアレンジして飲む」というと、日本酒好きの方からは邪道だといわれるかもしれません。しかしながら日本酒を少しアレンジすると、日本酒が苦手な方にも飲みやすく、ユーザーの裾野を広げられるという利点があります。また日本酒をよく飲まれる方にとっても、アレンジすることで新しい味わいを発見できるという可能性が広がります。味わいに少し変化が欲しい場合に、アレンジを知っているといろいろな楽しみ方ができるというのも魅力です。 日本酒のアレンジ方法あれこれ では、日本酒のアレンジにはどのようなものがあるのでしょうか。 温度を変えて飲む 日本酒のアレンジで一番ポピュラーといえるのは、「温度を変えて飲む」方法です。飲用温度を変えるだけで、同じお酒だとは思えないような変化があります。よく知られているのは、「冷酒」「常温(冷や酒)」「燗酒」という分け方でしょう。しかし実は飲用温度によって、10種類もの風流な呼び方があるのです。 5度程度によく冷やされたお酒は「雪冷え」と呼ばれ、そこから5度刻みで「花冷え」「涼冷え」となります。 燗酒では30度前後を「日向燗」と呼び、そこから5度刻みで「ぬる燗」「上燗」「あつ燗」「飛び切り燗」となります。 冷酒と燗酒のちょうど間の温度が「常温(冷や酒)」です。 中にはシャーベット状に凍らせて飲むようなお酒もあり、温度を変えるだけでもさまざまな楽しみ方ができます。 一般的には日本酒を冷やすと香りは少なくなり味わいには甘みを感じ、温めると香りがたって辛口の味わいになります。 割って飲む 日本酒は醸造時に水で割って貯蔵、出荷されるケースが多くあります。 そういったことから考えて、日本酒を何かで割るというのは理にかなった飲み方です。度数も落ち着いて飲みやすくなり、簡単にできるのでおすすめのアレンジ方法となります。 ・水やお湯で割る 日本酒を水割りやお湯割りにすると、本来の味わいをそれほど損なわずに飲みやすくなります。 暑い季節にはロックや水割りで冷たくして、寒い時季にはお湯割りをホットで飲むなど、手軽に楽しめるのも魅力です。 硬水を使うと味が引き締まり、軟水だとまろやかになるなど、水を変えて試してみるのも楽しいでしょう。 ・炭酸で割る いわゆる「日本酒ハイボール」という、炭酸水で割る飲み方になります。 非常に口当たりよくスイスイと飲めるので、飲みすぎには注意が必要です。 ウイスキーや焼酎に比べて日本酒はアルコール度数が低いので、日本酒の割合を少し多めにして作るのがおいしく飲めるコツになります。 レモンなどのかんきつ系のフルーツや梅干しなどを足したり、コーラやトニックウォーター、ジンジャーエールなどで割ったりするのもおすすめです。 ・その他の飲み物で割る 緑茶や紅茶などのお茶類、オレンジやトマトなどのジュース類、乳酸菌飲料や牛乳など、日本酒と相性のよい飲み物はたくさんあります。 味の濃い飲み物で割ると日本酒独特の風味が抑えられるので、日本酒が少し苦手という方でもおいしくいただけます。 カクテルにする バーなどでは、ベースを日本酒にしたカクテルも数多くつくられています。 実は炭酸やジュース類で割るのも、カクテルの一種です。 そこに他のお酒やフルーツ、各種スパイスなどを独自にミックスして作られる本格的なカクテルは、また新しい日本酒の姿が発見できます。 自宅で簡単にできるレシピもたくさんあるので、いろいろと調べて自分好みのカクテルを作ってみるのもよいのではないでしょうか。 料理やデザートに使う 飲み切れずに余ってしまった日本酒は、料理酒として使うのがよいでしょう。 広島の酒どころ、西条ではお酒と塩コショウだけでつくる「美酒鍋」という郷土料理があります。 他にも酒蒸しは日本酒の風味をダイレクトに味わえますし、煮物に使うとコクと旨みがアップします。 また、香りのよい吟醸酒などはデザートに使うのもおすすめです。 バニラアイスにかけたり、フルーツと混ぜてゼリーにしたりと、ちょっとしたアレンジで独創的なおいしいデザートができます。 さまざまなアレンジで日本酒を楽しもう ここまで、日本酒のアレンジ方法について説明しました。日本酒をそのまま飲むのももちろんおいしいのですが、ちょっとしたアレンジでまた違った世界が広がります。ここで説明した以外にも、さまざまなアレンジ方法がまだまだたくさんあります。ぜひいろいろと試してみて、日本酒の世界をさらに広げてみてください。

日本酒はどれくらい飲んでいいの?知っておくべき日本酒の適量

日本酒は何合くらい飲んでいいものなのでしょうか。アルコールを飲める量はかなり個人差があるものですが、実は具体的な数値が適量として定められています。今回は、日本酒の適量や日本酒に含まれるカロリー量、悪酔いしない方法について解説します。 日本酒の適量はどれくらい? 実は、日本酒の適当な飲酒量は、厚生労働省が指標としてしっかりと明記しています。2013年よりスタートした国民健康づくり運動である「健康日本21」の第二次内において、日本酒の1日あたりの適当な摂取量は、純アルコールで20グラムが目安となっています。 この純アルコールをどれくらい摂取したかは、「摂取量(ml) × 度数または % / 100 × 0.8(比重) = 純アルコール量(g)」という計算式によって求めることができます。 一般的なアルコール度数の日本酒一合分をあてはめて見ると、180(ml)×0.15(度数)×0.8で21.6gの純アルコール摂取量となります。 つまり、日本酒換算で一合分に相当する180ミリリットルが、一日の純アルコール摂取量をぎりぎり超える量だということが分かるでしょう。 もちろん、一口に日本酒といってもアルコール度数もさまざまなので、それぞれの銘柄に合わせた飲み方をするのが好ましいといえます。 また、この量は一般的な成人男性に当てはまる日本酒の飲酒量であることを忘れてはいけません。同じく厚生労働省が定めている飲酒のガイドラインによれば、女性は男性よりも少ない量が適当であるとしています。 なぜなら、男性と比較して一般的に女性は平均体重と体脂肪率が高く、体重に占める総水分量が少ないため。そのため、女性が男性と同じ量のアルコールを摂取した場合、血中アルコール濃度が高くなり、アルコールの分解速度も遅くなることが分かっています。 以上のことから、女性は男性の飲酒量よりも1/2から1/3の量が目安であるとされているのです。 日本酒のカロリー量とは ビールやウイスキーにカロリーがあるように、同じく日本酒にもカロリーがあります。日本酒の原材料は酒米です。日本酒の製造に適したお米ではありますが、それでも炭水化物を多く含んだ米であることに間違いはありません。 日本酒のカロリー量について、文部科学省が発表している日本食品標準成分表を見てみると100ミリリットルあたり、およそ100キロカロリーとなっています。 徳利一本分に相当する180ミリリットル換算だとおよそ170キロカロリーとなり、普段食べている一般的な白米のカロリーが100グラムでおよそ170キロカロリーであることを考えると、白米よりはカロリー量は低いことが分かるでしょう。 では、他のアルコールと日本酒のカロリー量を比較してみます。まず、ビールのカロリー量は銘柄によっても上下しますが100ミリリットルあたりおよそ40キロカロリーです。そのため、同じ量の日本酒と比較するとビールのカロリー量は、およそ半分であることが分かります。 次にワインと比較します。一般的なワインのカロリー量は100ミリリットルあたり、およそ70キロカロリーほど。カロリー量はビールよりは高く、日本酒よりは低い数値となっています。 また、ウイスキーを見てみると、サントリーが公表している栄養成分一覧によると、ジャパニーズウイスキーとして知られている『山崎』で、100ミリリットルあたりおよそ240キロカロリーです。手軽に購入できるウイスキーとして定番の『角瓶』で、100ミリリットルあたり223キロカロリーとなっています。 カロリー量はアルコール度数に比較する傾向があるため、日本酒のカロリー量はワインとウイスキーの間に位置しているといえるでしょう。とはいえ、カロリーが低いからといってビールのように大量に過剰な量を毎日飲んでしまうと、アルコール依存症になりかねないので注意しなければなりません。 悪酔いしない日本酒の飲み方 せっかく美味しい日本酒なのですから、次の日に残ってしまって二日酔いで動けないというのは誰しもが避けたいところでしょう。ここでは、日本酒を飲んでも悪酔いしない方法をご紹介します。 少しずつ楽しむ ワンカップ等、瓶詰にされている日本酒もありますが、おちょこなどの小さな器で少しずつ飲むことで深酒を避けることが可能です。 ぐい呑みや大きなグラスに、一升瓶から直接注ぐとついつい飲みすぎてしまいかねないので注意が必要です。 また、徳利やおちょこを使う利点としては、自分が飲んだ量を把握しやすい点も挙げられます。日本酒を毎日飲むという人であれば、お気に入りの酒器を購入して、鑑賞しながらちびちび飲むのもオツなものです。 常温ではなく燗を付ける 悪酔いを避けるためには、日本酒を常温ではなく燗を付けて飲むのもおすすめです。なぜなら、燗を付けることでアルコールの吸収が早くなり、少量でも酔いを感じやすくなるため。 さらに、燗を付けることで適度にアルコールが飛び、味が丸くなって飲みやすくなるというメリットもあります。 和らぎ水を忘れない 日本酒単体でぐいぐい飲み進めてしまうと、ほとんどの場合で悪酔いしてしまいます。そこで用意しておきたいのが和らぎ水です。 これは、洋酒を飲む場合に用意されるチェイサーと同様、お酒の間に水を飲むことでアルコールの飲みすぎを予防してくれる効果が期待できます。 水を飲むことによって血中のアルコール濃度を下げる他、脱水症状を防いでくれる効果もあるのです。 適量を知って、楽しく日本酒を楽しもう 一般的な成人男性で、日本酒の適量は一日に一合分です。女性なら、更にその1/2から1/3となります。カロリー量やアルコール度数も、それほど高い数値というわけではありませんが、それでも飲みすぎには注意した方が良さそうです。アルコールの適量は大きく個人差があることでも知られていますが、悪酔いしない方法を知って楽しく日本酒を楽しみましょう。

日本酒は身体に良い?美容に効くは本当か

近年の流行によって、男性・女性問わず幅広い年齢層が飲むようになった日本酒ですが、果たして本当に健康には良いのでしょうか。今回は、日本酒が本当に健康や美容・美肌に良いのか、デメリットがないのか調べてみました。 日本酒を飲むメリット 日本酒には、健康や美肌に関する良い成分が多く含まれています。ここでは、日本酒を飲んで得られるメリットを大きく分けて4つ紹介します。 食欲の増進が期待できる 日本酒は、食前酒や食中酒としても楽しまれています。なぜなら、日本酒に含まれるエチルアルコールが胃の粘膜を刺激するなどして、胃酸の分泌が促進されるからです。胃酸の分泌によって食欲が増進されることを利用して、食前酒や食中酒として飲まれているのです。 血行の促進効果も 日本酒のアルコールには、アデノシンという成分が含まれています。このアデノシンには血管の拡張効果があるとされており、その結果血流が良くなると言われています。さらに、血行が促進されることで、肩こりや冷え性を低減されてくれる働きも期待できるでしょう。 美肌成分も含まれている 日本酒の成分中には、製造過程でコウジ酸が含まれています。このコウジ酸は、メラニンの生成を抑制する効果が期待できるとされています。メラニンといえば、シミの原因になるとされる成分のこと。その成分の発生を抑えてくれるとすれば、肌環境に悩む女性の強い味方であるといえます。 腸内環境を整える効果もある 日本酒は、その見た目からはイメージしずらいですが日本を代表する立派な発酵食品の一つ。酒米に水と麴菌を加えて作られた日本酒は、腸内環境を整える力もあるとされています。腸は、身体が持つ免疫力の実に60%ほどをつかさどっているとされる大事な器官です。日本酒の発酵過程で生み出された善玉菌を身体に取り入れることで、腸内環境を正常化し、便秘の解消や病気の予防にも繋がるとされます。 日本酒を飲むと太るは本当なのか 結論から言うと、日本酒を飲むと太るというのは間違いです。日本酒を飲むと太る、というイメージは、日本酒の原料となっているのが米であるからという理由がほとんどです。つまり、炭水化物を摂取することで太ってしまうのでは……というイメージが先行していると考えられます。 しかし、本当に比較しならないのは原料ではなく、カロリーの量と摂取量です。同じアルコール類であるビールと比較した場合、文部科学省が発表している日本食品標準成分表によると、日本酒100mlに含まれるカロリー量はおよそ100キロカロリーであるのに対し、ビールはおよそ40キロカロリーです。 これだけでは日本酒の方が太りやすいのではと感じますが、摂取量を考慮するとそうではありません。日本酒のアルコール度数は多くの場合15度ほど、国内で販売されているビールは5から7度前後となっています。 ここに落とし穴があり、アルコール度数が低ければ低いほど摂取量が増えることがほとんど。日本酒はお猪口に注ぎ、少しずつ飲むのが一般的ですが、ビールはジョッキに注いで一気飲みのようにして飲む方が多いのではないでしょうか。 お猪口一杯の容量がおよそ30ミリリットル、ビールを注ぐ中ジョッキは350~500ミリリットルが一般的な容量です。カロリー量でいえば、お猪口一杯分の日本酒がおよそ30キロカロリーであるのと比較すると、中ジョッキに注がれたビールのカロリー量はおよそ170キロカロリーにも相当するのです。 以上のことから、日本酒を飲むと太りやすいというイメージは、いつの間にかついてしまった間違ったイメージであると言えるでしょう。 健康に悪影響はある? 逆に日本酒を飲むことによるデメリットも存在しています。日本酒にはおよそ700種類にも上る栄養成分が含まれていると言われていますが、広義ではビールやウイスキー、ウォッカなどと同様にアルコール類です。 そのため、飲みすぎてしまえば他のアルコール類と同様に脳卒中を始めとして、肝臓や膵臓に関する病気の発症リスクが高まる可能性が高まるとされています。 ここで知っておかなければならないのが、適切なアルコールの摂取量でしょう。厚生労働省が指標としている1日の適当なアルコール摂取量は、純アルコールで20グラムです。 逆に、平成25年度より始まっている「健康日本21(第二次)」内では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上と定義しています。 純アルコールの計算は、摂取量(ml) × 度数または % / 100 × 0.8(比重) で求めることが可能であり、この式にあてはめると、日本酒1合で純アルコールが22グラムとなります。 つまり、適切なアルコール摂取量の範囲で日本酒を楽しむのなら一日に一合がぎりぎりの範囲。日本酒がどうというよりは、飲む量自体に気を付けなければならないのです。 健康に良い効能も期待できるが、デメリットも 日本酒には、健康や美肌に良いとされる効能や成分も多く含まれています。食欲の増進や血行促進、整腸作用に美肌成分と嬉しい効果が目白押しです。百薬の長と言われるのも納得できるのではないでしょうか。しかし、逆に飲みすぎてしまえば生活習慣病のリスクを高める可能性が高くなってしまいます。美味しい・好きだからといって飲みすぎず、日本酒と上手な付き合い方をする必要がありそうです。

日本酒を楽しむならカップ酒も見逃せない!おすすめのその理由とは

日本酒を楽しむなら、カップ酒もおすすめです。なぜなら、一合分という少ない容量でさまざまな銘柄を楽しむことができるうえ、現在ではデザインもかわいいものが増えているからです。これまでの日本酒のイメージがガラリと変わってしまうほど、カップ酒は魅力に溢れているのです。 カップ酒ってどんな日本酒? カップ酒とは180ml、つまり一合分の日本酒をガラスの瓶に入れて販売されている日本酒のことです。 日本で初めてのカップ酒は、1964年に販売を開始した大関株式会社の『ワンカップ大関』です。現在でも、カップ酒と聞くとこの商品をイメージする人が多くいます。このワンカップ大関は、当時開催直前だった東京オリンピックに向けて開発された商品であり、若者世代へ向けて開発されました。しかし、当時の常識では日本酒は徳利に移し替えて飲むのが多数派で、ガラス瓶から飲むのは受け入れられなかったといいます。ですがその後、自動販売機で購入できるようにするなど販売形態を拡大、デザインの変更やラインナップの拡充によってロングセラー商品として確固たる地位を築き上げたのです。 そして、ワンカップは大関株式会社の商標となり、ワンカップ大関を生み出した大関株式会社の努力もあり、現在では日本酒を瓶詰にして販売するカップ酒が浸透。さまざまなメーカーが販売しており、幅広い層に受け入れられるようになっています。 カップ酒の魅力 カップ酒には、瓶に詰めて売られている日本酒にはない魅力が存在しています。ここでは、思わず手に取ってしまうようなカップ酒の魅力をお伝えします。 日本酒の飲み比べがしやすい カップ酒が持つ1つ目の魅力が、さまざまな日本酒の飲み比べがしやすいという点です。なぜなら、前述したようにカップ酒は一合分の容量で販売されているものがほとんど。そのため、さまざまな銘柄の日本酒を少しづつ楽しむことができるのです。 もちろん、好きな銘柄がコレ!と決まっているのなら、一升瓶で購入した方がコストパフォーマンスに優れています。しかし、そうでなければ気分やセットとして楽しむおつまみによって飲む銘柄を変えることができるカップ酒の方が良いかもしれません。 また、飲み比べがしやすいということは日本酒初心者にもおすすめだといえます。多くの銘柄を飲むことでお気に入りの銘柄を探すことができる上、日本酒ごとの味の違いを知ることも出来てしまいます。シンプルに舌を肥やすことができるという面でも、カップ酒はおすすめです。 素敵なラベルデザインにも注目 飲み比べがしやすい他、注目したいのがカップ酒のラベルデザインです。日本酒の一般的なラベルデザインは日本酒の銘柄を漢字で入れたシンプルな物がほとんどです。しかし、カップ酒のラベルデザインは各メーカーで非常にユニークなものばかり。中には、本当に日本酒なのか?と疑いたくなるほどかわいい物も存在しています。 例えば、静岡県の志太泉酒造が販売しているのが『にゃんかっぷ』です。ガラス瓶に『志太泉 純米吟醸八反35号』を詰めたこのカップ酒ですが、ラベルにはかわいい猫が描かれています。 エミリーザストレンジという絵本の登場人物をイメージして描かれたこの猫は、イラストレーターのCISAさんがデザインされたもの。詰められた日本酒同様、独特な個性のある見た目となっています。 また、鳥取県の千代むすび酒造が手がける『こなき純米 超辛口』もまた、個性的なラベルデザインがなされたカップ酒です。なんといっても目を引くのが、妖怪漫画の大家である水木しげる氏が描いた妖怪・こなきじじいです。これは、水木しげる氏の出身が鳥取県境港市であることに因んだもので、千代むすび酒造も同じく鳥取県境港市に籍を置いています。 こなきじじいデザインの他、『鬼太郎シリーズ』として商品化されており、鬼太郎・目玉おやじ・ネズミ男のデザインがセットになった『妖怪ワンカップ』セットなども販売されています。 カップ酒で試したいおすすめの飲み方 日本酒といえばさまざまな飲み方が可能ですが、カップ酒を飲む際のおすすめの飲み方といえば熱燗です。 なぜなら、瓶から徳利に移し替えて温める……という道具や手間いらずで、カップ酒は燗を付けることができるから。蓋を外してそのまま電子レンジで40秒から60秒くらい温めるだけで簡単に熱燗にすることができてしまうのです。 ひと手間加えるならば、蓋を外してラップを掛けたり、蓋を半分だけめくった状態でお湯で温めるのもおすすめです。こうすることにより、日本酒の爽やかな香りを残したままどぶ漬け燗にすることができます。 日本酒初心者から、上級者でも楽しめるのがカップ酒 さまざまな銘柄を試すことができ、ラベルデザインもかわいいカップ酒は家飲みにもぴったりな日本酒です。好きな銘柄を探したい日本酒初心者や、もちろん日本酒に飲みなれた上級者にもおすすめ。通販で取り寄せられる銘柄がほとんどなので、気になるカップ酒を取り寄せてみてはいかがでしょうか。

角打ちが違法と言われる理由とは。安心して楽しむために知っておきたいこと

「角打ちは、飲食店ではないのにお酒を出しているから違法ではないのか?」 という声を聞いたことはありませんか?結論から言うと、角打ちは違法ではありません。角打ちでは、お酒を「提供」しているのではなく、「販売」しているのです。 …ちょっとややこしいですよね。 そこで今回は、角打ちが違法ではないかと言われる理由と、角打ちが違法ではない根拠、角打ちの立ち位置について詳しく解説します!これから角打ちを楽しんでみたい!という方は、ぜひ最後まで読んで下さいね。  そもそも角打ち(かくうち)とは 角打ちと名のついた居酒屋 まず、読み方ですが、角打ちは「かくうち」と読みます。 角打ちの意味 角打ちの意味は大きく二つです。 酒屋で購入したお酒を店内で飲むこと 購入したお酒を店内で飲めるスペースのこと もともとは、酒屋さんの一角で購入したお酒を飲むことや、その酒屋さんのことを角打ちと呼びます。ですが、現在では、「角打ち」という名前を付けた飲食店(レストランや居酒屋など)も増えているようです。※この飲食店は正式には角打ちではありません。それは後ほどご説明します!  角打ちが違法では?と言われる理由 次に、角打ちが違法ではないかと言われる理由について解説します。 「酒屋さんは飲食店ではないから、お酒やおつまみの提供ができないはずだ。だから違法である」 ということのようです。実は、この理屈はその通りなのです。ここで説明すると、酒屋さんと、レストランや居酒屋のような「飲食店」とは全く別です。酒屋さんが営業に必要な免許は「酒類小売業免許」。対して、レストランや居酒屋のような飲食店では、「飲食業許可」となります。 本来ならば、店内でお酒やおつまみを提供するのであれば、「飲食業許可」が必要です。ですが、ほとんどの酒屋さんは飲食業許可を取っていません。(飲食店ではないため)ここが、違法ではないかと言われる理由です。 なぜ、角打ちは違法ではないのか 角打ちである酒屋さんは、飲食業許可をとっていないにもかかわらず、なぜ違法ではないのでしょうか。角打ちはこのような立ち位置です。 お酒を提供しているのではなく、販売したお酒をお客さんが場所を借りて飲んでいる。 そのため、おつまみも、乾きものや、調理不要の缶詰が多いです。お酒もおつまみも、提供しているのではなく、酒屋さんで販売しているものをお客さんが買って、その場で飲んだり食べたりしている、というのが角打ちなのです。お酒を購入した「お客さんが店内で飲んでいるだけ」ですので、飲食業としての営業ではないのです。これが、角打ちが違法ではないという理由です。  立ち飲み居酒屋との違い 最近では「角打ち」と称して「立ち飲み居酒屋」の業態を取っているお店もあります。この場合は酒類小売業免許ではなく、飲食業許可を取ったお店です。つまり、正式な角打ちではなく、角打ち風の居酒屋さん、ということになります。  角打ちの作法(ルール) 角打ちが違法ではないとわかり、安心して角打ちができるのではないでしょうか。実は角打ちは、お店ごとにルールが設定されていることもあります。店内の張り紙やお店の方から説明があれば、守るようにしましょう。ルールを守って角打ちを楽しみたいですね。 料金は前払い 角打ちは基本的に前払いで、お酒を購入する度に支払います。居酒屋とは支払いの形式が異なるので注意してくださいね。  長居しない お店にもよりますが、長居を許可していないところも多いです。あくまで立ち呑みですので、サクッと軽く飲んで楽しんで帰るというスタイルのお店が多いです。長くても30分から1時間程度に留めておきましょう。お店の混雑状況によって、臨機応変に対応するよう心がけたいですね。  角打ちは違法ではない。安心して楽しもう 角打ちは、違法ではありません。酒類小売業免許を持った酒屋さんが、お酒を「販売」し、それを購入して店の一角で飲むのが角打ちです。おつまみも、調理不要のものを「購入」して、その場で食べます。酒屋の一角をを借りているというとわかりやすいかもしれませんね。角打ちはお酒好きにとってとても魅力のある場所。ぜひ、お近くの角打ちを探してみてくださいね。

徳利には正しい洗い方がある!洗剤やブラシはどんなものを使うの?

寒くなると、徳利に日本酒を入れてお燗を楽しむ人も増えるのではないでしょうか。徳利は洗いにくい形状をしているので洗い方にコツがあります。まず、徳利は使い終わった後、すぐにお湯に浸して中に残っている日本酒を十分に抜くことがポイントです。洗い桶などにぬるま湯を張り、徳利を沈めて10〜20分程度浸します。徳利に残っている日本酒は、時間が経過すると徳利の中でこびりついた状態で乾燥してしまって後からでは取りにくくなります。特に、陶器製の徳利は吸水性が高いため内側まで日本酒の成分が入り込みやすいので注意が必要です。染み込んでしまった成分がカビや臭いの発生源になるので気をつけてくださいね。 徳利の正しい洗い方 徳利の中に残った日本酒がしっかりと抜けたら、次は内側を洗っていきます。徳利の外側はスポンジで綺麗に洗えますが、注ぎ口はすぼまっているので内側は洗いにくく困りますよね。そこで、徳利の内側の正しい洗い方を3つご紹介します。 ①専用のブラシで洗う 徳利は細長い形状になっている専用のブラシで洗うのがおすすめです。柄の長くなっている徳利専用ブラシや注ぎ口専用ブラシ(フルートブラシ)を使用すると徳利の底の方まで綺麗に洗浄できます。徳利を洗浄する専用ブラシは、ネットショッピングやホームセンターなどで購入できます。お手頃なもので済ませたい方は100円ショップでも売っているので、お試しで使ってみるのも良さそうですね。 ②重曹を使って洗う あまりにも徳利の汚れや臭いが酷い状態の時は、重曹(炭酸水素ナトリウム)を使用して洗うのがおすすめです。無味無臭の重曹は、洗剤を使用した後のように臭いが残らないので、次に徳利を使用する時に日本酒の香りをじっくりと味わえます。重曹の使い方は、まず小さじ1杯ほどの重曹を水洗いした後の徳利の中に入れてお湯を注ぎます。重曹の泡が出てきて落ち着いた後、徳利に入れたお湯を捨てて柄の長い専用ブラシで丁寧にこすって洗浄するのが一連の流れです。 ③漂白剤を使って洗う もし徳利にカビが発生してしまった場合は、台所用の漂白剤を薄めて使用し、つけ置き洗いをします。徳利を数分浸すだけでカビの漂白と除去ができて便利です。つけ置きが終わった後は十分にお湯に浸して漂白剤の成分を抜きます。徳利の中に漂白剤の成分が残らないように気をつけてくださいね。 しまう前によく乾燥させる 徳利は洗い終わった後、しまう前によく乾燥させるのがポイントです。しかし、徳利は注ぎ口がすぼまっているので乾燥させるのには時間がかかります。特に陶器製の徳利は非常に乾燥しにくい素材です。一見表面が乾いているように見えても吸った水分が残っている場合があります。キッチンペーパーを徳利の中に詰めてタオルや布巾の上に逆さまに置くと乾燥しやすくなります。ティッシュペーパーは水に濡れてしまうと破れやすく、徳利の中に残ってしまう場合があるのでキッチンペーパーがおすすめです。生乾きの状態で徳利を片づけてしまうとカビや臭いが生じる原因となるので、湿気が多くなる梅雨の季節などは十分注意して乾燥させてくださいね。 注ぎ口にラップをかけて保管する 徳利の水気を拭き取り、完全に乾いたら注ぎ口にラップをかけて湿度の低い場所に保管するのがおすすめです。注ぎ口にラップをすることで、徳利の中にゴミやホコリなどが入ってしまうのを防げます。保管場所にもし虫が迷い込んでも徳利に侵入できないので安心です。ホコリなどが徳利の中に入るのを防ぐために徳利を逆さまにして保管するのは、倒れやすく危険なので避けてくださいね。徳利を買った時に入っていた箱にしまいそうになる方もいるかもしれませんが、気密性が高いため湿気の原因となりカビの発生につながるのでおすすめできません。 ガラス製徳利の洗い方 ガラス製の徳利は、食器用洗剤を薄めた中につけ置きして洗います。陶器製の徳利のようにカビが発生する場合はほとんどないのが特徴です。一方でガラス製は陶器製と比べて割れやすいので、柔らかいスポンジで優しく丁寧に外側を洗っていきます。内側は注ぎ口専用ブラシで力加減に気をつけながらしっかりと洗います。最後はぬるま湯を使ってすすぐと水切れがよくなり綺麗に仕上がるのでおすすめです。長期間使用せずにガラスがくもってしまった時は、台所用の漂白剤を使用してつけ置き洗いをするとくもりが取れて透明度が上がります。 徳利を正しい洗い方でお手入れして、日本酒ライフを安心して楽しもう! 使い終わった徳利は、すぐにお湯に漬けてしっかりと中に残っている日本酒を抜きます。日本酒が十分に抜けたら、柄の長い専用ブラシを使って徳利の中を丁寧に洗っていきます。徳利の汚れが酷い場合は重曹を使い、カビが発生してしまった場合は漂白剤を使用するのがおすすめです。洗い終わったら、キッチンペーパーを詰めてよく乾燥させます。完全に乾いたら注ぎ口にラップをつけ、湿気がたまりにくい場所に保管してくださいね。ガラス製の徳利は割れやすいので食器用洗剤を薄めた中につけ置きし、注ぎ口専用ブラシで優しく洗っていきます。正しいお手入れさえすれば徳利を綺麗な状態で長く使えます。お気に入りの徳利で日本酒ライフをぜひ楽しんでくださいね。