日本酒を料理に使いたいけど、料理酒とはどう違うの?
料理酒を日本酒にすると、どんな風に味が変わる?
簡単にできる日本酒料理が知りたい!
こんな風に思っていませんか?
実は、料理酒と日本酒は同じ「酒」でも全くの別物です。料理酒を使うのか日本酒を使うのかで、料理の味に大きな差が出てきます。
なぜなら、日本酒には料理酒では絶対に出せない、「旨味」「コク」「香り」があるから。もしも余った日本酒の消費に悩んでいるなら、今すぐ料理に活用してみてください。
私は、利き酒師の資格を持ち、常時家には100本以上の日本酒ストックがある日本酒好きです。10年以上、料理酒の代わりに日本酒を使って料理をしています。
この記事を読むと、日本酒と料理酒の違いや、料理に使うと味にどんな変化があるのかを知ることができます。また、いますぐできる日本酒を使った簡単レシピもご紹介します。
日本酒を使って、いつもの料理を簡単にランクアップしちゃいましょう!
料理酒と日本酒はどう違う?
ザックリというと、
「そのまま飲めるのが日本酒」
「飲めないのが料理酒」
です。
一般的な料理酒は、海水程度の濃度の塩が入っているものがほとんど。コクを出すために砂糖が入っているものもあります。そのため、そのままではとても飲用することができません。
また、料理酒には、雑味が多いです。日本酒を作る過程に、「米を磨く」という作業がありますが、料理酒に使われる米は、磨かれる量が少ないのです。結果、雑味が多く残ります。そのため、料理酒はそのまま飲んでも美味しくないのです。
料理酒の代わりに日本酒を使うメリット3つ
1.余った日本酒も無駄なく消費!キッチンでできるお気軽SDGs
頂き物の日本酒が余ってしまった事はありませんか?余った日本酒を料理酒の代用として消費すれば、無駄がありません。
自宅で気楽にSDGsに貢献!
2.塩味や甘味の調整をする必要が無い
料理酒には食塩や砂糖が入っているものがほとんどです。そのため、料理に使う際には、塩味や甘味を引き算する必要があります。
その点、料理酒の代わりに日本酒を使えば、味のバランスを考えなくてもOK!
3.味が一気にランクアップ!
料理酒と日本酒の一番の味の違いは「旨味」「コク」にあります。
料理酒は飲用として作られていませんから、日本酒に比べると旨味が圧倒的に少なく、代わりに雑味が感じられます。
料理酒にも、食材の臭みを取ったり、味をしみ込みやすくする働きはあるのですが、「旨味」や「コク」をプラスするという点では、料理酒は日本酒に絶対にかなわないのです。
さらに、料理を食べた時に鼻から抜ける日本酒の香りは、料理酒では出せません。日本酒を使うだけで、いつもの料理よりも香りがよく、料理に高級感が生まれます。
いますぐ作ろう!日本酒を使った簡単レシピ4選
1.刺身のづけ
醤油・日本酒を1:1で合わせる(わさびを混ぜても良い)
刺身や、余ったお寿司のネタを1に漬け込み、冷蔵庫へ
翌日の朝には、日本酒によって旨味を増し、ねっとりとした美味しい刺身のづけが完成しています。
ホカホカの白いごはんといただきます!
2.ほうれん草と豚肉の常夜鍋
水と日本酒を1:1で鍋に入れ、昆布で出汁を取ったら、少量の塩で味付け
ほうれん草をレンチンし、水にさらしてアクをとる
豚肉を入れてアクをとったら、2のほうれん草を入れる
ポン酢やもみじおろしなど、お好きな調味料でいただきます!
余った日本酒を大量消費したいという時には、鍋料理がおススメ。
シンプルな味付けの料理では、雑味の少ない日本酒の方が素材の美味しさをより感じられます。
〆は、日本酒の旨味が凝縮されたスープでうどんや雑炊にすると、家族の満足度も上がりますよ。
3.ハンバーグソース
ハンバーグのタネを焼いたフライパンに、ケチャップ・ウスターソース・バター・日本酒を入れて軽く加熱する。
日本酒効果でまるでデミグラスソースの様なコクと香りが!
4.ビーフシチュー
赤ワインの代わりに、日本酒を入れる。
洋食にはワインと思われるかもしれませんが、実は日本酒は洋食とも相性抜群。
ワインは酸味が強いものもあり、それが前面に出てしまうことがあります。
日本酒を使うことで、牛肉の臭みを取りつつ旨味と香りがプラス。お店の味に近づきますよ。
まとめ
料理酒と日本酒は別物。料理酒には食塩や砂糖が添加されていて、日本酒と比べると雑味も多いです。
料理に旨味やコクをプラスしてランクアップしたいなら、料理酒よりも断然日本酒がおススメ。簡単にお店の味に近づけることができ、何もしなくても料理が上達しちゃいます。
また、和洋問わずどんな料理にも使えるので、余った日本酒も無駄なく消費することができますよ。
ぜひ、今回ご紹介したレシピを参考に、料理に日本酒を活用してみてくださいね。