2022年12月4日、角打ち東京は、台湾で日本酒試飲イベントを開催してきました!!
イベントの風景
台湾で日本酒が人気なの…?と思ったアナタ!実は台湾への日本酒輸出量は年々増えており、台湾でも日本酒は人気上昇中なんです。
とはいえ、角打ち東京初の海外でのイベントに、どれだけの参加者が集まってくれるかは未知数。おそらく、台湾在住の日本人の方が多いだろうな、と思いながらオープンしてみると。
日本人だけでなく現地台湾の方々も次々と来店。定員を超える参加者で店内は満席!立ち飲みが出るほどの大盛況!これは嬉しい誤算でした。
台湾日本酒イベントの概要
この試飲会は、台湾在住の日本酒ファンや日本酒に興味がある方々に向けて、日本酒をもっと好きになってもらうことを目的に開催したイベントです。イベント内では日本酒座学セミナーも実施。みなさん真剣に耳を傾ける様子が見られました。
また、角打ち東京の「ぽち酒」(一合パウチ酒)もご紹介。ぽち酒には予想以上の反響がありました。
台湾日本酒イベントタイムスケジュール
- 自己紹介
- 日本酒座学
- 和らぎ水とは?
- 特定名称とは?
- 精米歩合とは?
- 日本酒の分類4種類について(薫酒、熟酒、爽酒、醇酒)
まずは乾杯!
日本酒ラインナップ
- 獺祭 純米大吟醸45(山口県 旭酒造)
- 久保田 萬寿(新潟県 朝日酒造)
- 楽器政宗(福島県 大木代吉本店)
- ど辛(秋田県 山本酒造店)
- 澤乃井(東京都 小澤酒造)
- 鳥海山(秋田県 天寿酒造)
- 石見銀山(島根県 一宮酒造)
- 男山 寒酒 特別本醸造(北海道 男山酒造)
- 嘉美心 木陰之魚 純米(岡山県 嘉美心酒造)
- 一ノ蔵 無鑑査 本醸造 超辛口(宮城県 一ノ蔵)
日本酒のラインナップ
「獺祭」「久保田」など台湾でも知られている銘柄が人気かと思いましたが、それ以外の銘柄を頼む人が多かったのは少し意外でした。これまで飲んだことのないものを試してみたい、という日本酒への関心の高さを感じます。
中には、「国際利酒師」取得の勉強をしている人も!「生酛や山廃はないの?」というマニアックな言葉も飛び出しました。まさか台湾の方から「生酛」という言葉を聞くとは…。
台湾でも日本酒の奥深さに興味を持ってくれる人がいるのは驚きとともに喜びでした。
好きな日本酒は?との質問には、「端麗辛口」「フルーティで低アルコール」など様々で、日本酒の懐の深さを実感する結果に。バラエティに富んだ味わいが楽しめるのも日本酒の魅力の一つ。きっと誰でも、好みの味の日本酒を見つけられると感じました。
イベント参加者の声
「もっと日本酒の種類が知りたい!」
「日本酒の飲み方って、どんなものがある?」
「どんな料理と合うか、美味しい組み合わせが知りたい」
「ぽち酒だと小分けで色々な銘柄を試せるのがいい。早く買いたい!」
「店頭だと何を選んで良いか分からないので…ぽち酒だと飲み比べできて、好きな味が見つけられるがのが嬉しい」
気が付けば、10酒類のラインナップはあっという間に飲みきり御礼。台湾での日本酒人気は今後もっと高まるだろうと確信しました。
日本酒カウンターには常に列
台湾の日本酒イベント大成功!
店内は相席も多かったものの、初対面でも飲みながら仲良くなっている様子が所々に見られました。共に杯を酌み交わせばもう「酒友」。人と人との距離をぐっと近づけてくれる日本酒って本当に素敵だなと改めて感じます。
初対面でも関係なしに乾杯
性別や年齢、国籍を超えた日本酒ファンの方々と交流を深め、熱量の高いイベントになりました!台湾の皆さん、ありがとうございました!!多謝!台灣好棒!!