赤い兜が印象的なボトルの日本酒「AKABU」。
近年、昔からの日本酒ファンだけでなく、これまで日本酒に親しみがなかった若い人にも、絶大な人気を誇っています。
この記事では、そんな大人気銘酒「AKABU」について詳しくご紹介します。
ぜひ最後までお読みください。赤武酒造
赤武酒造は、1896年より岩手県大槌町で「浜娘」を中心に酒造りをしてきた歴史ある蔵元です。
東日本大震災で壊滅的な被害を受け、全てを失った状態から、2013年に盛岡に移転し復活蔵を建設したことから、「復活の蔵」とも呼ばれています。
若き蔵元
東京農業大学時代に、利き酒チャンピオンに選ばれた6代目蔵元・古舘龍之介氏。
22歳という若さで、2014年12月から再起をかけて「AKABU」を造りました。
若手社員が手がけたというラベルの赤い兜は、とても印象的です。
銘柄としてのキャリアは浅いものの、地方の酒鑑評会や全国新酒鑑評会でも受賞経験がある実力派です。
蔵元の思い
東日本大震災後の2013年に盛岡に移転した時、赤武酒造は、若手中心で未経験者が多かったそうです。
新進気悦の6代目を中心に、ゼロから勉強を重ね、妥協しない酒造りを目指しています。
「自分達のような若い世代にも、日本酒をかっこよく美味しく飲んでほしい!」
という思いを込めて、お酒を醸しているそうです。
「AKABU」の種類
「AKABU」には、オール岩手産の銘柄や、他県の酒造好適米を使用した銘柄まで、幅広いラインナップがあります。
ここでは、4つのシリーズと特徴を紹介します。
①AKABU Standard
もう今日が終わるような時間ですが、赤武Fを飲んでいます。写してないけどきんぴらごぼうでより美味しい。
— kodama (@cornflower_bIue) December 16, 2021
きんぴらも母がくれました。
あと3分か⋯#ツイッター晩酌部 pic.twitter.com/gCjTj0cmy5
酒米と酵母、仕込み水すべてを岩手県産にこだわり、他の地域では味わえない魅力が詰まっているのがAKABU Standard。
岩手県の酒造好適米「吟ぎんが」を使用しています。
AKABU Standardシリーズには、
「純米吟醸」
「純米酒」
「F」
があります。
「F」は(For you あなたのために)という意味。日々美味しく飲める日本酒を、という思いが込められた商品だそうです。
プレゼントにもぴったりですね!
②AKABU Elegance
もう呑むしかない!開栓!
— まりぶん@にわか自由人 (@f8_og) June 22, 2022
・赤武 結の香
岩手の自慢!
NBは買い逃したので火入を。
滑らかなアタックに優しい甘味、そしてフィニッシュの潔さ!うまーー!
赤武で一番美味しいのはこのシリーズだと思う。赤武飲んだことない人は是非このシリーズ(赤武エレガンスというらしい)から呑んで欲しい! pic.twitter.com/pe0G9dMMFC
AKABU Eleganceで使用される酒米は4種類あります。
- 岩手県産 結の香
- 兵庫県産 山田錦
- 兵庫県産 愛山
- 岡山県産 雄町
生酒バージョンと火入れバージョンの2種類があり、生酒バージョンは「NEW BORN(ニュー ボーン)」と名付けられています。
中でも結の香(ゆいのか)は、お米由来の甘さとマスカットやライチのような甘い香りが特徴。
日本酒初心者から上級者まで楽しめるラインナップで、贈り物にも喜ばれていますよ。
③AKABU Limited
「赤武 AKABU SNOW Extra 2022」
— RAINHARUTO R (@RRainharuto) January 22, 2022
上立ち香は砂糖をかけたグレープフルーツのような香り。
味わいはシルキーで優しいお米と酸味のバランスが絶妙‼️
「苺&生ハム」にオリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒で味付けが合いそう‼️
#赤武#AKABU#AKABU SNOW Extra#日本酒#にごり#にごり酒#苺#いちご#生ハム pic.twitter.com/DkUMVTBTav
季節に合わせて醸される低アルコールでカジュアルな日本酒のシリーズ AKABU Limited。
季節限定酒のため、どれも売り切れ必至だということです。
・AKABU SAKURA(さくら) 春限定/3月頃発売
・AKABU AIR(エアー) 4月頃発売
・AKABU SEA(シー) 6月頃発売
・AKABU MOUNTAIN(マウンテン) 7月頃発売
・AKABU SNOW XMAS(スノークリスマス) 12月頃発売
・AKABU SNOW EXTRA(スノーエクストラ) 1月頃発売
・純米 夏霞(なつかすみ) 5月頃発売
・純米 ひやおろし 秋限定
④AKABU Premium
本命のラストはこちらでした、赤武 極上ノ斬、マジ旨い、思わず旨っ‼って唸ってしまった(ノ´∀`*)
— まっちゃん💭 (@sake_i_love) December 2, 2017
しかも封切り(≧▽≦)💕
25歳でこれを醸せる杜氏って何者ですか、今後が気になります😆 pic.twitter.com/YlJ1641Dpv
酒米を贅沢に磨いた、純米大吟醸のプレミアムな日本酒のシリーズです。
・極上ノ斬(ごくじょうのきれ)
・魂ノ大業(たましいのおおわざ)
詳しいラインナップは、公式サイトに載っています。
「AKABU」の取扱店
「AKABU」は、少人数で酒造りを行っているため、蔵見学や直接販売は行われていません。
近くの特約販売店や、赤武の公式オンラインショップで購入できます。
岩手の銘酒「AKABU」を飲んでみよう!
平均年齢が20代という、元気いっぱいの若手が醸す岩手の銘酒「AKABU」。
伝統の酒造りと新たな酒造りを融合し、新時代を担う酒造りをしています。
情熱と愛情あふれる岩手の銘酒を、ぜひ味わってください。