一宮酒造(島根県)

酒蔵情報

 

酒造名:一宮酒造

銘柄:石見銀山、理可、江戸の粋、雪香、天使のKISS

所在地:島根県大田市大田町大田ハ271-2

HPhttps://www.ichinomiya-s.jp/

一宮酒造外観

一宮酒造外観

 

人が集う場を華やかにし、ワイワイ楽しく飲めるお酒。
一宮酒造の日本酒を飲むと、自然に笑顔が増え、場が明るくなります。

世界遺産「石見銀山」の玄関口に位置する島根県大田市。石見銀山は、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山です。
周辺には江戸時代にタイムスリップしたかのような懐かしい景色が今も残っています。
少人数の小仕込みで、一宮酒造にしか造れない日本酒を醸しています。

 

自称「日本一若い杜氏夫婦」

一宮酒造の皆さん

怜稀さん、理可さん、浅野社長


杜氏を務めるのは、蔵元の次女である理可さん。ご主人の怜稀さんが副杜氏を務め、二人三脚で酒造りに励んでいます。
ご夫婦は共に平成生まれ。お父様である蔵元の浩司さんが若い杜氏夫婦を見守り、アットホームなチームが出来ています。
フレッシュな感性と、ご夫婦ならではの絶妙なコミュニケーションから造られる日本酒の魅力は、伝統の味を大切にしながらも、若々しいエッセンスが注入されていることです。

人が集う場に寄り添う酒

一宮酒造のスタッフは皆さん、愛情あふれる温かい人柄の持ち主。理可さんは、その笑顔と持ち前の明るさで、誰とでもすぐ仲良くなれます。
怜稀さんから見ると、自分には無い部分で、助けられているそうです。
そんなお二人が目指すのは「食卓が明るくなるお酒」。主張しすぎず、料理を引き立てる抜群の脇役のような日本酒を理想としています。
一宮酒造の日本酒は、身近な人達とワイワイ飲むのにぴったりで、人との距離が自然に縮まります。

祝!金賞受賞!

石見銀山大吟醸 金賞受賞酒

石見銀山大吟醸 金賞受賞酒

 

一宮酒造は「令和2酒造年度 全国新酒鑑評会」にて念願の金賞を受賞。その翌年も連続受賞し、実力を印象付けました。
賞にこだわりがあったのは、怜稀さん。「やるからには最高の賞を取りたいと思った。それから、受賞することでうちの酒を全国に広めたかった」と話します。
賞には興味がなかった理可さんも、金賞の影響力の大きさに驚き、怜稀さんの言う通りにして正解だったと話しています。
今後は、銘柄ごとのコンセプトをもっと明確にし、個性を際立たせた日本酒を造ることが目標という一宮酒造。
お二人の感性がどのように表現され、お酒が進化していくのか、とても楽しみです。