都錦酒造の「農酵酒 」とは、発酵における微生物の力を信じ、余計な力を加えずつくりこんでいない素直な純米酒のこと。発酵が終わった後の調整は必要最小限にとどめられています。微生物の持つ勢いや力強さが感じられるお酒です。
こちらの「農酵酒 sign88」は、米を漢字で書くと八・十・八になることから。精米歩合は88%とこだわりが垣間見えます。しっかりした芯のあるフルボディタイプで、エクストラドライと表現される「超辛口」。どっしりとした米の旨味が感じられるかと思いきや、思いのほかスーッと身体に馴染んでいきます。
燗にするとより滋味深い味わいがしみじみ感じられるのでおすすめ。
豚の角煮やブリの照り焼き、茄子のみそ炒めなど甘じょっぱい味付けと一緒に召し上がってみてください。全国燗酒コンテスト2023 プレミアム燗酒部門 金賞受賞。
おすすめペアリング
食材:魚、肉、野菜
味付け:醬油、味噌
商品情報
特定名称酒 | 純米 |
原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産) |
使用米 | |
精米歩合 | 88% |
アルコール分 | 16度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
内容量 | 180ml |
酒造の紹介
酒造名:都錦酒造
都錦酒造は、明治17年(1884年)に島根県の石見・那賀地域で創業した醸造所です。
「発酵」に特にこだわりがあります。いにしえからつながる日本の発酵文化を追求、進化させることによって「味覚的なおいしさ」と「心身にとってのおいしさ」を提供することがモットーです。つまり「おいしくて身体にもいい日本酒」が都錦酒造の日本酒の目指すものと言えます。
人の身体も自然の一部であるとし、環境にやさしい農業で育った食物は身体にやさしいと考え、環境保全型農業による特別栽培米を優先して使用しているのも特徴です。
都錦酒造の日本酒はナチュラルでシンプル。原則、ブレンドや炭素ろ過などの調合・調整は行いません。その都度その都度の発酵の様子が包み隠さずそのまま味わいになっています。そのときどきのかすかなノイズや揺らぎも含め、発酵の醍醐味を味わえるのが都錦酒造の日本酒です。
所在地:島根県江津市嘉久志町1415