「石川門」という酒米を聞いたことがある方は少ないかもしれません。
石川県が10数年の歳月をかけて完成した酒米が「石川門」です。
「石川独自の米で、石川でしか造れない酒を造る」という長年の夢をかなえた酒米石川門は、品種改良や試験栽培を重ね、石川の酒造会社や米生産者、農業研究者のコラボレーションから誕生しました。
五百万石よりも粒が大きく、心白が極めて大きいのが石川門の特徴。吟醸酒づくりにも適した、高品質の酒造好適米です。
酒米の持つ旨味と酸味が調和した辛口でキレのいいお酒です。
冷やからぬる燗まで楽しめます。湯豆腐や白身の刺身など淡白ながら旨みのある料理とどうぞ。
おすすめペアリング
食材:魚、豆腐
味付け:塩、醤油
商品情報
特定名称酒 | 純米 |
原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産) |
使用米 | 石川門68% |
精米歩合 | 65% |
アルコール分 | 15.5度 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.4 |
内容量 | 180ml |
酒造の紹介
酒造名:やちや酒造
天正11年(1583年)の江戸時代。
本能寺の変の翌年、創始者である神谷内屋仁右衛門が尾張から前田利家と共に移り住み、前田家のお抱え酒蔵として創業したのがやちや酒造です。
城下町金沢市にあり、440年以上もの間酒造りに情熱を注いでいます。
主屋、酒蔵、道具蔵の3件が国の登録有形文化財に登録され、昔の趣のままを保っています。
やちや酒造の杜氏は、能登杜氏四天王の1人と言われる山岸昭治杜氏です。杜氏歴21年で全国新酒鑑評会9回金賞受賞した確かな酒造技術の持ち主で、やちや酒造の特徴である、濃醇で旨みの強い日本酒を醸します。
代表銘柄「加賀鶴」は、寛永五年(1628年)に加賀の国の「加賀」とおめでたい「鶴」を合わせ、殿様より拝受し誕生しました。
所在地:石川県金沢市大樋町8−32